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「発信情報を、お詫びして訂正させて下さい~新宿区は、自衛隊に対する抽出名簿閲覧に向けた準備はしますが、提供はしません‼~。」

2022年03月03日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。

3月1日に一般質問登壇しましたので、通常であれば当日のうちに動画をアップをして、なる早で質問原稿&答弁原稿をアップしてご報告という流れなのですが、今回は諸々ショックが大きくて、そして、翌々日に控えていた予算特別員会での総括質疑に備えての調査研究に時間を取られ、ご報告が大きく遅れており申し訳ございません<(_ _)>

ちなみに総括質疑というのは、予算審議に先立って行われる予算全般への総括的な質疑で、各会派に所属人数に応じて時間が割り当てられます。

新宿の場合、ひとり会派でも56分頂けます。議会によって状況はそれぞれ異なるようです。ちなみに、登壇の順番や席位置をめぐって多人数会派さんは火花を散らす⁈ようです。

ひとり会派にも意見を聞いて下さいますが、私は席位置も登壇順番も与えられるままで構わないタイプなのでお任せしています。

よって、席は大抵一番前の真ん中あたりですので全集中あるのみです(笑)‼。

そして本日行われたその総括質疑の中で、私の重大な認識誤りが判明してしまいました。

3月1日の一般質問のおいて、自衛隊出身の自民党議員の方が「自衛官適齢年齢対象者の情報提供にあ って、住民基本台帳の抽出をデータ、若しくは紙ベースで募集対象者情報の提供を強く要望 したい」というような質問をなさいました。


(事務局職員さんが総括質疑の様子をパチリして下さいました♡美しい‼)

それに対して区から、「先行自治体の具体的取組状況 も確認しつつ、抽出した情報の閲覧対応に向けた準 備を進めてまいります。」との答弁がありました。もともと、抽出しないかたちでの全体閲覧は可能でした。

これを受け私は「提供」されてしまうという誤解をし、勝手にショックを受け、「新宿区が自衛官募集のために、対象を抽出した名簿提供を検討するとの答弁が出た」というSNS発信をしてしまいました。

ここに、お詫びして訂正いたします。本当に申し訳ありません。

「提供」の準備を始めることを前提での総括質疑を開始したところ、やり取りしていて何やらかみ合わないな・おかしいなと感じていたところ、途中で私が「提供」を前提に問い、区が「抽出した情報閲覧」を前提にお答えになっていることに気がつき動転し、質疑中に猛省しお詫びした次第です。

ですが、例え「提供」はせず「閲覧」であるとしても諸課題はありますので、頭と気持ちを切り替えて質疑を続けました。

・対象年齢がどうなっているのか→中・高・大卒業該当年齢者
・資料送付のみならず個別訪問にも利用される可能性をどう考えるのか→どのような利用がなされているかまでは承知していない
・希望しない区民の情報は除外できるのか→不可
・目的外利用等の禁止や保管状況の確認等を定めた覚書を交わしているのか→覚書というカタチではなく~(明確に把握できなかったので動画・議事録確認します)

他にもお聞きしたいテーマがありこの程度にとどめましたが、款項目の日程までにでもう少し学びを深め、次回自分なりに確認・要望をいたします。

他自治体先輩議員から複数情報提供も頂き、自衛隊への人員募集のための名簿提供の問題というちいさな問題ではなく、その背景には自治体が軍事に対しどこまで協力を求められるのか(国民保護法、安保関連法、重要土地等調査規制法等との関係で)という大きな問題が横たわっているという認識を抱いています。

皆さんのお住いの自治体ではどのような状況でしょうか。確認し、ご意見があれば是非地元議員や行政に対しお伝えいただけたらと思います。

ということで、一般質問報告は先延ばしさせて下さいませ。
また明日(*゚▽゚)ノ


(未熟っぷりを露呈してしまったので笑顔でいる場合ではないのですが、これは誤認識発覚前ですのでご容赦ください<(_ _)>)