東京都立病院で67年前に取り違えられて育てられた男性の「出自を知る権利」を求める裁判の地裁判決が出た。

（NHK NEWS)

本来都は、自らの重大な過失を棚に上げず、原告に裁判という負担を負わせずに調査すべきだった。

当たり前だ。

原告が自分だったらと思うと、本当に残酷な対応だと思うし、怒りが湧いてくる。

男性の訴えに真摯に向き合わなかった都には猛省を促したい。上告などもってのほかである。

「出自を知る権利」、国会で審議が始まる特定生殖補助医療法案でもその保証が不十分であることが指摘されている。

国は法案を一旦取り下げて、当事者の声をしっかりと聞き取り議論を深めるべきだ。