「水俣病調査、環境省担当室長のお粗末ぶり。」

2025年04月30日

皆さまはこちらのニュース、どのように感じましたでしょうか。

水俣病「今も被害ある前提でない」→「言葉過ぎた」 環境省担当室長

法の定めを16年も放置した挙句、

「今もまだ被害があるという前提に立っていない」

と担当者が平然と言い放つ地獄。

その上、『私たち抜きに私たちのことを決めないで』と被害当事者の皆さんが望む調査とは程遠い調査内容で、

「被害に目をつぶり、『幕引き』を図ろうとしている」

と批判されるのは無理もない。

国の水俣病被害者の皆さんへの対応は、明日は我が身と捉えるべし。

農薬・除草剤・防カビ剤・食品添加物などなどの規制が緩く、遺伝子組み換え食品の消費は世界一で、ゲノム編集食品の表示義務もなく、 「危険な食べ物は日本で売ればいい」 とまで評されるという我らが日本。

国の政策によって、現在進行形で私達の命や健康が売り払われているかも知れない。

水俣病が公式確認されて約70年。 歴史に学ばぬ国に未来なし、このままでは同じ過ちが繰り返されてしまう。

国は被害者の声に耳を傾け、水俣病被害者救済法に定められている通り、救済を受けるべき人々があたう限りすべて救済するよう努めよ!

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