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「子どものためってなんだろう?〜大人も子どももそのままで〜 阿比留久美 早稲田大学 文学学術院 教授講演会」

2025年09月23日

【子どものためってなんだろう?〜大人も子どももそのままで〜 阿比留久美 早稲田大学 文学学術院 教授】
主催NPO法人 フリースペースロビンソン

本日の学びは、我らが 青梅市 S&D たまぐーセンター にて。

小中高を合わせると40万人以上…なぜ日本ではこうも不登校児童が増え続けるのか。

彼らは炭鉱のカナリアで、学校や教育制度に問題があるということを伝えてくれているわけで、本来はそこを変えなければいけないのに、

学校や教育制度は変わることなく、不登校の子どもたちが既存の学校から排除されたままにされている。けれども、

学習指導要領など学校の価値観からは逃すものかと、学校外の多様な居場所にまで追いかけて来る。

阿比留先生の素晴らしいご講演の後にはグループワークとなり、各グループからの発表も行われた。

100名弱と思われる多数の参加者の熱気が会場に溢れ、あるグループの発表で、

「不登校児童があるイベントに参加したところ、学校に通っている児童から『ズルい』という声が上がった」

というエピソードが紹介された。
不登校児童だけが苦しんでいるのではなく、学校に行っている児童の中にも苦しんでいる・我慢して行っている子ども達もいる。

今の日本は、子どもも、教師も、学校の外の大人たちも、我慢比べをして苦しんでいる。

だから自殺者数は高止まりして、自ら死を選ぶ子どもも右肩上がり。昨年は過去最多の529人もの子どもが自ら命を絶っている。

我慢前提の社会ではなく、大人も子どもも、あなたはそのままでいいんだと、いてくれるだけで尊いのだと、お互いを讃え合える社会を、私は目指したい。

いつもお伝えしているこの思いを再確認出来る、素晴らしい学習会であった。

実は、今日のイベントに参加できたのは宣伝カーのおかげ。

私は選挙のときだけでなく、普段から宣伝カーに乗って生活している。

目立つから声をかけて頂くことも多く、先日も赤信号で停車しているときにロビンソンメンバーさんが私を見つけ、駆け寄って来てくださりイベントチラシをお渡し下さったのであった。

そして会場でも色んな方が声を掛けてくださった。

よだかれん ここにあり。
いつ国会に身を置いても良いように、アップデートの日々である。

※本日の講師 阿比留久美 教授とパチリ※

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