「私は15歳」 の出版記念パーティに参加して来ました。
2025年10月05日

本日は、アズ・ブローマさんの絵本 「私は15歳」 の出版記念パーティに参加して来ました。
帯には
知っていますか? 仮放免 の人たちのことを。
と書いてあります。
そう、アズさんはちいさな頃にクルドから来た難民申請者で、
日本では2%程度しか難民として認められないこともあって難民として認められず、仮放免者となっています。
仮放免者は働いてもダメ、国民健康保険にも入れてもらえない、県外への移動はその度に許可を得なければいけないということを皆さんご存知でしょうか?
どうやって生きていけというのでしょう?
母国に帰れと仰る方もいるけれど、母国に帰れば逮捕や迫害が待っているから帰れない。
生活の基盤は日本にあり、友達や親友の日本人もいて、日本語しか話せないのにどうやって他国で暮らしていけというの?
彼女が求めているのは、安心して暮らせる居場所。それだけ。何も特別なことは求めていないのです。
保護者には働いて、税金を納めてもらって、子どもたちには勉学に励んで幸せな日々を過ごしてもらう。
保育士になる夢を持っているので、正規の在留資格を付与して、その夢を実現してもらう。
日本が大好きって言ってくれる外国籍の人を国内外に増やすことは、立派な安全保障政策です。
パーティの最後は輪になって、みんなで大笑いしながら、クルドの踊りを踊りました。私も安全保障政策の一翼を担っていると実感しました。
彼女たちは国連の勧告通り、「不法外国人」ではなく、あくまでも非正規滞在にさせられている人々であり、犯罪者ではありません。
高市早苗自民党総裁は
不法滞在者ゼロプラン などと叫ぶのではなく、
不法裏金自民党議員ゼロプラン を実行すべきです。
「私は15歳」、多くの方にお読み頂けたら嬉しいです。