「どっちが迷惑?野生動物VSヒト~町に暮らす野生動物とヒトとの微妙な関係~」に参加して。
2025年10月31日
本日は野生動物との共生を学ぶべく、
「どっちが迷惑?野生動物VSヒト~町に暮らす野生動物とヒトとの微妙な関係~」
主催: 東京多摩支部自然保護委員会
講師: 日本野生生物リサーチセンター代表 里中遊歩さん
に参加。
話題のクマに特化した講演ではなく、市街地に出没する野生動物との共生について考えさせて頂きました。
捕殺がやむを得ないケースもあるが、①贖罪の意識を持ち②好き放題に地球環境を破壊して来たのだから少しは野生動物に譲歩出来ることを考え③相手を可能な限り知ろうとするする姿勢が求められると。納得です。
野生動物が市街地に迷い出て来ないで済むよう里山の復活・保全を進め、 それのみならず、以前は里山に野良犬が存在することで、たぬき・イノシシなどの市街地への出没を防いでいた面があることから、 話題の熊についても、里山で
ベアドッグ(熊の匂いを嗅ぐと吠え立てるよう訓練された犬で、熊の学習能力を活用して人間のいる場所は安全ではないと熊に学ばせ、熊を捕殺しないで共生を目指す)
を活用する事も有力な選択肢ではないかというお話には希望を感じました。
現在の報道では捕殺主体についてばかりが検討され、里山復活・保全についての言及がなさ過ぎるように感じませんか?
政権が、この機会に乗じて自衛隊を組み入れ、軍国主義化への反発に対するグリーンウォッシュを狙うことに警戒すべきだし、 本来の任務ではない業務により、心身に負担を課せられる自衛隊員の皆さんへの配慮が欠落している。
警察官に猟銃を使用させて熊を捕殺させることも、本来の任務ではないことで心身に過大な負担を負う事になる警察官の皆さんへの配慮が欠落していないでしょうか。
更に学びを深めて参ります。