「みんなでワクワク、新宿区‼٩(ˊᗜˋ*)و~同性カップル里親ファミリーも区立住宅に入居できるよう、条例改正して頂けることとなりました☆~」
2021年09月15日
皆さん、聞いて下さい!!
私の訴えをきっかけとして、9月議会で条例改正が行われることと(可決されればですが)なりましたぁーーーーーッキャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
私のブログを読んで下さっている皆さんはご記憶にあるかと思うのですが、例のアノ、同性カップル里親ファミリーが区立住宅に入れないのは性的指向に基づく差別的な取り扱いではないかぁーーーッ‼という問題。
新宿区では、同性カップルを家族として取り扱うパートナーシップ制度は現在は導入されていません。ですが、都の基準に倣って同性カップルでも里親になることは出来るようになります(現在は都知事が里親認定するのですが、児童相談所を新宿区が設置すると区長が認定を行うようになるのです。その際には都に倣って同性カップルも認定対象となると答弁して頂いています)。
その際に、法律婚をしているカップルは当然ですが、事実婚カップルの里親ファミリーも区営住宅に入居できるということなので、同性カップルの里親ファミリーも同じ里親ファミリーなのですから、区立住宅に入居できますよねと問うたところ入居できないという答弁であったため、それは新宿区男女共同参画推進条例で禁じられている性的指向に基づく差別的な取り扱いだと指摘致しました。
考えてみて下さい。
どの里親さんにも、区長が「この子をよろしくお願いします」と託すのです。それなのに、同性カップル里親にだけ、「この子をよろしくお願いします。あなたたちだけ区立住宅に入れませんけど。」と言うです。
これを差別的な取り扱いといわずに、何を差別というのか。
子どもたちに差別はいけませんと教えながら、大人たちが差別する姿を見せて良いのか。
区民や区内事業者に性別に起因する差別を禁じながら、区自らが条例違反にあたる差別をするのか。
オリンピックを開催し新国立競技場の存する自治体が、オリンピズムの根本原則で禁じている性的指向に基づく差別をするのか。
しつこく問いました。
それが今年2月-3月の予算特別委員会での出来事です。
ところがその後、思いがけない展開が待っていました。
なんと、区が条例等精査する中で、法律婚夫婦里親、事実婚夫婦里親、同性カップル里親問わず、里親ファミリーそのものが区立住宅に入居できないということが判明したのです。
これは新宿区のみならず、都もそうだと思いますし、ほとんどの自治体でそのような状況かと思われます。是非とも各地の自治体議員の皆さん、ご自分の自治体ではどのようになっているかご確認いただきたいです。
家庭的養護の受け皿を増やすべく国を挙げて里親制度を広めようという中、大変重要な問題なので6月議会で取り上げました。
「区立住宅では、現在、同居者は民法上の親族であることを入居資格としています。親族関係のない里親ファミリーの入居資格については、行政サービスにおける課題と認識しており、都の認定基準に基づき検討していきます。」
という答弁でしたので都が改正しない限りは難しいものと認識していたのですが、なんと先日、担当課の皆さんが9月議会の議案として条例改正を上程するという説明をしに来て下さったのですッヽ(*´∀`)ノ(私だけという事ではなく、各会派の皆さんにですよ)‼。
泣きました。
担当課長はじめ関係各位が相当頑張って下さったのでしょう、判明してから半年と経たないうちに条例改正です(可決されればですが)☆
同性カップルだけでは区立住宅に入居できないという、これまた差別的な取り扱いは依然として解消されないのですが、先ずは一歩前進です。
勿論この改正は同性カップル里親ファミリーを入居させるためのものではなく、里親ファミリー自体が区立住宅に入居出来るようにするためのものです。それは承知しています。
でも、同性カップル里親が排除されなかった。当然のことなのですが、私は嬉しいです。関係各位に感謝の気持ちでいっぱいです。
こうしたささやかな変化の積み重ねが、大きな変化を生み出してゆくのではないでしょうか。
それを表すように、先日行われた区長の定例会記者会見では当該条例改正だけでなく、
などワクワクするような事業発表が複数見受けられます。
これから、みんなでワクワクするような新宿区を生み出してゆけるのではないか。
そんな気がしています。
今はまだコロナ禍で、苦しい思いをされている方がたくさんいらっしゃると思いますが、このワクワクこそが、社会を蘇らせるのではないでしょうか。
みんなでワクワク、新宿区。
衆院選も控えていますから、みんなでワクワク、日本。
ですよね(*˘︶˘*).。.:*♡