「STOP共同親権・面会交流強制の勉強会、環境学習視察、命どぅ宝観劇、沖縄本土復帰50年を問う・・・なんとも忙しく、学びの日々です。」
2021年12月13日
皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。
12月9日に定例会を終えてホッとする間もなく、オンラインで、会場でと、学びの機会の連続です(゚o゚;;
STOP共同親権法制化&面会交流強制
9日夜は、オンラインにて毎度おなじみ‼ 離婚後の共同親権法制化や面会交流強制を阻止するための勉強会に参加させて頂きました。
DV被害当事者の皆さんは、加害者からの報復を恐れて大きな声を上げられません。
すると必然的に、「子どもに会わせて貰えない可哀そうなパパやママ」という、加害者・会わせて貰えない原因者の可能性もある人々の声ばかりが、あたかも正しいものであるかのように大きく報道されてしまいます。
避難している相手方のことを取材もせずに(被害者は報復が怖くて、取材を受けて本当のことを言いたくてもそうすることも出来ません)片方の声ばかりを一方的に報道する姿勢に呆れます。
子どもに会いたいと言いながら実は面会交流調停を申立てていなかったり、調停の中で会わせない方が子どものために良いと判断されている場合もあります。
ちなみにDV加害者の多くの方は加害者であるという自覚がなく、中には被害者の中にもご自身がDVを受けていたという認識を持っていない方もいらっしゃいます。
多くの方が、DVというのは殴ったり蹴ったりという肉体的な暴力だけだと思っているのです。私も昨年くらいまではそうでした。でも、実際は違いますよね。
精神的な暴力、経済的な暴力、性的な暴力、子どもを使った暴力などなど様々な形態があります。
現在家庭裁判所では、いくらDVを訴えてもDVだと認めてくれなかったり過小評価されたりして、子どものために面会交流はすべきものとして原則面会交流が押し付けられ、被害当事者の皆さんへの重い負担となっているそうです。
そのような状況でも、家裁が会わせない方がこどものためによいと判断するということは、相当深刻な事情があるという事です。しかし報道ではそうした事には触れません。
あくまでも、会わせて貰えない側が可哀そうな被害者のように報じられます。そうでない場合もあるわけですから、しっかりと取材して報道して頂きたいです。
同居親側の弁護士の顔や名前をさらして攻撃するようそそのかしたり、事務所前で攻撃的な街宣をしたり、懲戒請求を繰り返したりという行為が横行しているという現状も、多くの皆さんに知って頂きたいです。
共同親権を推進しようとしたり、面会交流を絶対的に子どもに必要なものだとするのは、根本に家父長制を崇拝する思想があるように思います。
子どもは家のもの、男のもの。女が連れて逃げるなんて許さない・・・中絶するのに男性側の同意が必要という今の制度にもそのことが現れているように思います。
よって、共同親権・面会交流強制を求める運動は「父親権利運動」と表されたりもします。
このことを嫌って、そうした印象を持たれないよう、活動の実態は多数の男性が担っていながら、希少な女性を前面に出すのも特徴と感じます。
夫側に子どもを連れて行かれ、会えなくなった妻をメディアに登場させて同情を誘うようにする、父親権利運動と取られないようにするのです。
が、元妻側が子どもに会わせて貰えない場合でも、先ずは面会交流調停申立てをして、家裁で取り決めた面会交流を実行してくれなければ親権変更の申立てを行う等、取りうる法的手続きはあるのです。
共同親権が法制化されても、そのことで自動的に望むように面会交流できるようになるわけではありません。
そもそも、もう共同で子どもを育てるのは無理だからと離婚するのに、なぜ共同で親権を行使できると考えるのか不思議です。
離婚後単独親権制度の下でも、元妻・元夫とで協力し合って子どもを育てている方もいらっしゃいますが、それは信頼関係を築けているからです。共同親権だからではありません。
(ニャ~ンちゃって( ´艸`) 我が家の王子様・ちび太郎を連写してしまいました♡)
信頼関係のない中での、共同での親権行使は地獄です。
子どもの世話という大きな負担を負うのは多くの場合同居する母親なのに、別居して子どもの世話などほとんどしていない父親が居所・進学・医療選択等 重要事項を決定する際には偉そうに口を出せるようになるのです。
別居親に同意して貰わなければならなくなるため、子どもが成人するまで延々と元配偶者のご機嫌を伺う人生が続きます。DVがない家庭であったとしても地獄です。
私よだかれんは、離婚後の共同親権にも面会交流の強制にも強く反対いたします。
環境学習視察
12月10日、某自治体の小学校における環境学習の視察に伺いました。
子どもはみんなクイズが大好き?!
元気に講師の出すクイズにトライしていましたよ(≧▽≦)
エキサイティングな講師のパワーに刺激を頂きました。
私も講演の際は負けないようエネルギッシュに取り組みようにいたします‼
地球温暖化なんてどうでもいい逃げ切り世代の犠牲になるのは、子どもたち、更にその子どもたち・・・。
脱原発!脱石炭火力発電!省エネ!節水!!
私も偉そうなことは言えず、もっともっと勉強して行動に移してゆかなければなりません。
劇団文化座「命どぅ宝」観劇
12月10日午後は、日頃応援して頂いている方よりご招待頂きまして、蕨市まで足を運んで参りました。
戦後の沖縄復興と日本復帰に生涯をかけて闘い抜いた、瀬長亀次郎と阿波根昌鴻の不屈の魂がいま再び蘇る・・・沖縄で少年時代を過ごした(笑)私にぴったりの作品です。
沖縄県で育っていなかったら、私は政治家にならなかったと思います。
恒久平和を希求する新宿区議会議員よだかれんー決意を新たにするひと時となりました。
Sさん、ご招待まことにありがとうございました<(_ _)>
「日本『復帰』50年」を問う-「復帰」前後の在日沖縄青年運動
12月11日土曜日は、我らが新宿歴史博物館にて開催されたこちらのイベントへ。
来年が沖縄の日本復帰50年ということで(ということは私も50歳になります、(/ω\)イヤン♡)、沖縄イベントが目白押しですね。
予想に反して(失礼!)、会場は満々席でビックリしました。
復帰から50年経っても、沖縄は民意を踏みにじられ、日米両国から基地を押し付けられています。
沖縄県民を守るためではなく米国本土と日本国を守るためのものであり、戦争が起きればいの一番に攻撃対象となります。
私は軍事力に頼らない積極的平和主義を掲げます。
自衛隊を災害救助隊とし、世界中のどの国よりも迅速に、どの国よりも積極的に災害時に派遣を行います。
在日外国人の扱いは安全保障政策の一環として、彼らの人権を最大限尊重します。
悪名高き技能実習制度廃止、入管施設における非人道的扱いを決して許しません。
入管職員は、収容者が命を奪われても誰も責任を取らされません。2007年以降、18人の外国人が入管施設に収容中に命を奪われましたが、処罰された人も、給与が減額された人も、降格させられた人もおらず、氏名すら公表されていないそうです。
こうした体質を改め、徹底的に責任の所在を明らかにし、二度とこのようなことを起こさないようにします。これは武力に頼らない安全保障政策の一環です。
世界において名誉ある地位を占め、他国から侵攻される事の無い国際関係を構築します。
軍事力に頼ったり戦争をするよりも、コスパも最高です٩(ˊᗜˋ*)و
威勢のいいことを口にする政治家や政党が幅を利かせるご時世ですが、彼らは決して戦地には赴きません。
若い者、中でも貧しいものから順に送り込まれてゆきます。
改憲勢力が圧倒的多数となり、憲法改悪が現実味を帯びています。
どうかどうか、今の世を戦争前夜としないよう、共に手を取り合って頂けたら幸いです。
ふぅーーーッ(´ε`;)
長々と書き綴ってしまいました。最後までお読み下さった皆さん、どうもありがとう。
本当は、
・パリテアカデミー卒業生の国政挑戦体験談を聞かせて頂くイベント、
・同じくパリテ仲間のバイスタンダー研修、
・ノーム・チョムスキー×ロバート・ポーリン「気候危機とグローバル・グリーンニューディール」等もっともっとご報告したい勉強会に参加していたのですが、そちらはまた別の機会に。
一生勉強ですね✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。