「#SAVEthe2CHOME~新宿2丁目振興会の皆さんと、754名分の署名を新宿区長へ~」
2020年05月08日
立憲民主党・無所属クラブさんからのお声がけ
実は昨日、立憲民主党・無所属クラブの皆さんにお声がけいただき、超党派による区長への申し入れにご一緒させて頂きました。
区民生活を支援するための補正予算を成立させ、実行するために早急に臨時議会の開催を求めるものです。
お声がけ頂き感謝いたします。
754名分の署名を新宿区長へ
そして本日は、新宿2丁目振興会の皆さんの、飲食店事業者に対する補償を求める区長への申し入れに同行いたしました。
区長はコロナ対応で激務の最中ですから、産業振興課部長が(部長だってもちろんお忙しいのですが)ご対応くださいました。
2丁目振興会会長・副会長・事務局代表のお三方から事前にお話を伺って、私は不覚にも涙がこぼれそうになりました。
皆さん、信じられますか? たったの5日間で754名もの署名が集まったというのです!!
(754名分の気持ちが込められていると思うと、写真を撮る手が震えました)
自分たちは商売人だから、ちゃんと働いて自分でお金を稼ぎたい。それが出来ず、補償を求めざるを得ないというもどかしさ。
新宿が大好きで、2丁目が大好きで、これからもずっとここで商売をしたいという思い。
2丁目でしか本当の自分になれない人もいる。そういう人の居場所を、守り続けたい。
そんな思いが、この754人分の署名に込められているのです。
この思いは新宿区長にしっかりと届き、何かが起こるのではと強く感じました。
(三密とならないよう、窓は全開・最少人数での訪問として頂きました)
頂いた30分という時間いっぱいギリギリまで、産業振興部長はお三方のお話に耳を傾けて下さいました。
お忙しい中ですのに、現在ご利用いただける新宿区の支援策をまとめた考資料まで、しっかり人数分ご用意下さっていました。
これで実際に何かしらの助成が行われることになるというのが理想ではありますが、区を代表した担当者が、区内事業者の声にしっかり耳を傾けるというその姿勢だけでも、皆さんの心を少し軽くしてくれたのではないでしょうか。
振興会の皆さんには、賛同や感謝のお声だけでではなく、批判的な声・ネガティヴな声も届くそうです。
国や都から助成金が出るのに区にまで求めるの?と言われることもあるそうです。まったくもって十分でない、固定費の足しになる程度の金額で、しかも、今日の時点ではまだ誰も1円も手にしていません。ようやく手にする頃には、もう店をたたむしかなくなっているかも知れないというのに。
ただでさえ、“夜の飲食店”と名指しで強い自粛を求められてもいます。昼間の会社で三密状態の職場だってあるでしょうし、混雑した電車で通勤したり、混みあったお店でランチしている方もいらっしゃいます。お昼間の会社だって、感染の可能性は同じようにあります。それでも、“夜の飲食店”と名指しで強い自粛を求められる。いったい当事者の皆さんはどのような気持ちになるでしょうか。
それでも、歯を食いしばって、この街から感染者を出すものか・クラスターになんてするものかと、ほとんどのお店が感染拡大防止に協力し休業しています。
これほど著名な歓楽街で98%のお店が団結して休業しているというのは、奇跡的ではないでしょうか。
なぜか。
一般的な歓楽街なら感染者が出ても今やそう騒ぎにならないかもしれませんが、2丁目で感染者が出たとなったら面白おかしく取り上げられないでしょうか?
そうはならないようにと、多くの皆さんで団結して、働くのをグッとこらえておられるのです。
最近ではお休み期間が長くなっていることで、街をおかしな撮影に使う人が現れたり、ネズミが問題となったり、様々な問題が起き始めているそうです。
そこでパトロールをしようとなって募ったところ、100名近い方々が手を挙げてくれたそうです。聞いているだけで泣けます。
2丁目に限らず、同じような境遇の方がたくさんいるだろうから、特別扱いしてくれということではないと何度も仰っていました。
同じように苦しんでいる飲食店皆に、手を差し伸べる姿勢を求めているのだということが熱く伝わってきました。
もちろん新宿区も、区長を始め職員皆さんで各方面への支援を考えて下さっています。
国に先んじて店舗等家賃減額助成制度を整えたことを、私は大きく評価したいと思います。コチラ
そうした各種施策が区の隅々にまで伝わるよう、私も発信のお手伝いをしたいと思っています。
行政書士をはじめとする専門家の出番が
各種支援策における申請の複雑さを嘆いていらっしゃるのも印象的でした。
「~をPDFにしてデータで送ってください」とあるだけで断念していしまう方もいるのだとか・・勉強になります。そうですよね・・。
まさに行政書士の出番ではないか(私は行政書士でもあるのです)とも思うのですが、このような苦境の時に申請に何かしらのお金がかかってしまうというのは大きなハードルですので、士業に依頼することに対する助成金を出すという施策が、区民・区内事業者を救うことになると強く感じています。
(新宿区では支援策申請時に必要となる各種証明書手数料が無料となっています。素晴らしいです。コチラ)
東京都の休業協力金は行政書士をはじめとする士業者による事前書類チェックを推奨しており、都が報酬を負担してくれます。
品川区では雇用調整助成金申請について社会保険労務士報酬を助成しています。
調査研究して区へ要望したいと思いますので、何かしら関連情報をお持ちの方はご連絡頂けたらありがたいです。
収束までの道のりはまだまだ長い。地震や大雨や台風などとの複合災害となる可能性も非常に高い。
それでも、何が起ころうとも、自分なりに知識を身に付け経験を積んで、多くの方に喜んで頂ける活動をして行きたいと思います。
それではまた明日。