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「隣人としてのクルド人」 温井立央 さん オンライン勉強会。

2025年09月26日

【2025.09.26 本日の学び】
クルドの子どもの「命」を守る
(オンライン4回連続セミナー第4回)

「隣人としてのクルド人」 温井立央 さん

主催:認定NPO法人メタノイア

いよいよ最終回!
今回の講師 温井さんもお話しぶりが温かく、力強く、4回とも充実のラインナップであったなぁと感銘に浸りました。

温井さんのお話を伺いながら考えたこと。

外国人の増加する中,刑法犯検挙人員はむしろ減少しているのであり,外国人の増加による治安の悪化といった現象は事実として存在しない。

これは最近ではファクトチェックによって喧伝されているけれど、もっともっと広めなければいけないところです。

参考サイト👉外国人が増加すると治安が悪化するのか? 犯罪統計による検証

報道で、外国人が犯罪を犯したときだけ国籍が伝えられる。日本人が犯したときも国籍をつけるようにすれば印象が変わるんじゃないかという提言は、クスっと笑いつつ大いに賛同しました。

効果絶大でしょうね。

差別意識→SNSなどでの発信→ヘイト街宣・デモへの参加→暴力行為→ヘイトクライム→ジェノサイド

というサイクルを考えると、クルドの子どもへの暴力行為が発生し始めている今の日本は危険水域ではないでしょうか。もっと深刻に受け止めた方が良いかも知れません。

温井さんの団体へのクルド人殺害予告・脅迫ともいえる音声は衝撃で、危険水域というのが言い過ぎではないように感じています。

関東大震災 朝鮮人大虐殺 (ジェノサイド)の歴史がある日本は、より意識的にならなければいけません。

差別を許さないという社会的な機運を高めるためにも、差別禁止法制定、人権救済機関設立を目指したい。

まずは、クルドの人々を矢面に立たせずに、日本人である私たちが

「差別はやめなよ 弱い者いじめはやめなよ 恥ずかしいよ」

って声に出しませんか?
差別をするのは、弱い者いじめをするのは恥ずかしいという空気を、みなで力合わせて醸成して参りましょう

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