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シンポジウム「世界と日本~同性婚 への道筋と社会~」に参加して。

2025年11月02日

今日も素晴らしい学びを得て参りました!

シンポジウム「世界と日本~同性婚 への道筋と社会~」

日時 2025年11月2日(日)14:00-16:30
場所 明治大学駿河台校舎リバティタワー

登壇者
・エヴァン・ウォルフソン
(アメリカ弁護士 “同性婚の父”・Freedom to Marry)
・鈴木賢(明治大学法学部教授)
・吉村千恵(尚絅大学短期大学部講師)
・加藤丈晴(MarriageForAllJapan理事、結婚の自由をすべての人に訴訟弁護団)

<共催>
公益社団法人MarriageForAllJapan-結婚の自由をすべての人に
明治大学法学部鈴木賢研究室

日本各地で同性婚を認めないのは違憲であるという訴訟が起こされ、現在5か所すべての高裁にて違憲判決が出されています。

後は最高裁判決を待つばかりで、おそらく最高裁はしっかりと違憲判決を出してくれると思いますが、問題は国会にあり!

国会は、最高裁がトランスジェンダーの性別変更のための不妊要件について、違憲判決が出されて2年も放置しています。

あり得ないッ!

同様に、同性婚を認めないのは違憲と最高裁が判断しても、国会が放置する可能性大なのであります。

憲法審査会では、壊憲の話し合いなどせず、最高裁判決を無視している問題について取り上げるべきではないでしょうか!

本日のシンポジウムで、エヴァンさんから、アメリカでは最高裁判決がそのまま法改正になるということを知りました。つまり、最高裁判決がそのまま放置されることはないということ。おぉ〜(゚o゚;;

また、鈴木賢教授からは、同性婚は、同性愛者が「困っているかどうか」は関係なく実現しなくてはならないということも学びました。

目からウロコ!

男女のカップルと同じように、同性カップルも 「結婚することを選ぶ権利+結婚しないことを選ぶ権利」を持たされないことがおかしいのです。

これぞ差別です。

時々、当事者でも「自分は同性婚なんてしなくていいから導入しなくていい」と言う方がいますが、「しなくていい」のではなく、「出来ない」のです。

同性婚をしなくていいと思っている当事者も、自己決定の尊厳を手にするために、「結婚することを選ぶ権利+結婚しないことを選ぶ権利」を手にしましょう!

異性愛者の皆さんも、セクシュアリティとは別の面では何かしらのマイノリティ性を有しているのではないでしょうか。

分断とデマと誹謗中傷が溢れるこの社会を、他者の痛みを分かち合おうとし合える優しい社会に変えて行きませんか?

シンポジウムを終え、ホームから見る夕焼けが美しく、参加して本当に良かったとしみじみ感じながら、羽村に帰ります(*´꒳`*)。

それでは、21時からのライブ配信にてお目にかかりましょう

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