よだかれん ちいさき声をすくいあげる会

ブログ&活動報告

「日本は圧倒的に医師不足ってご存じでしたか?このコロナ禍に貴重な公立病院が独立行政法人化されようとしているってご存じでしたか?~Dr.本田が斬る!!新型コロナで明らかになった医療・社会保障崩壊を聴講して~」

2022年01月26日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員・行政書士のよだかれんデス。

最近パソコンでメモを取るのをやめて、手書きでメモを取るようにしたら、例えオンライン学習会であっても俄然集中できるようになり、楽しめるようになりました。

Dr.本田が斬る!!新型コロナで明らかになった医療・社会保障崩壊

そんな本日参加させて頂いたのは、市民ネットワーク千葉県様が開催して下さった「Dr.本田が斬る!!新型コロナで明らかになった医療・社会保障崩壊」。NPO法人医療制度研究会の本田宏医師がダジャレ満載で(笑)日本において加速する医療・社会保障崩壊の危機についてお話くださいました。

現在日本では、ただでさえ諸外国と比して圧倒的に少ない公立・公的医療機関が再編・統合されようとしています。

しかしこのコロナ禍で病床を用意してくれたのは1位~11位までが都立・公社病院です。

民間は利益を考えなければなりませんから、必然的に病床は増やせないわけで、まさにコロナ禍こそが公立・公的医療機関の出番なのです。

そんな中、東京都は都民貴重な財産である都立病院を独立法人化させようとしており大問題です。

税金がかかりすぎるというわけですが、小児科や産婦人科など利益の上がりにくい診療科をカバーしてくれるわけですから、都民にとって必要な支出です。

そもそも警察や消防に黒字という概念を求めるでしょうか?同じように、公立・公的医療機関に儲けを求めることに誤りがあるわけです。

諸外国では公立・公的医療機関が大半で私立病院の方が少ないのに、日本では逆に8割が私立病院ということで、本来警察や消防のように儲けを求めるものではないという概念が病院から切り離されてしまっているのです(゚o゚;

本田先生のダジャレまくりの軽妙なトークにグイグイ引き込まれます。


(新国立競技場からやってきた保護猫 ちび太郎 もすっかり我が家に馴染み、人間が起きた後もお布団から出たがりません。お布団ってあったかいんだニャ~♡)

さらに驚くべきことに、何と日本はOECD加盟国平均よりも13万人も医師が不足しているというのです!!(゚o゚;

OECD加盟国平均人口10万人当たり医師350人に対し、日本は250人!だから常に医師不足で長時間労働が是正されずに過酷な労働環境となっているのですね。

なのに!2023年から医学部定員が減らされるという狂気・・。

医師不足が招くのは、感染症や大災害時の医療崩壊・経済停滞、医療機関閉鎖縮小、患者安全・医療の質低下、診療科・地域偏在悪化、医学研究停滞、医師の過労死・過労自死、医学部女性受験者差別・・・想像するだけでも恐ろしいです。

更に恐ろしいのは、日本は国民皆保険制度で良質な医療を低額で受けられていると思い込まされていますが、諸外国では原則無料や少額の定額低率制が取られているということ。

いつの間にか会社員も3割負担となり、後期高齢者も1割負担が2割負担になりますよね。窓口負担高かったんですね、私たち。

といっても病院が潤っているわけではなく、潤うのは製薬企業ばかりという建付けになっています。薬価は高く、診療報酬点数は低く抑えられている。

それでも日本人は疑問を抱かない。マッカーサーが同じ敗戦国でもドイツ人を45歳で日本人を12歳と評価したように、考えない国民として教育を受けて来たから。

暗記・苦手・制服・規律・団体行動を押し付けて、上司の言うことをよく聞いて、口答えせず、言われたことを忠実に行い、不満があっても黙々と働き、集団生活を優先するうに「規格化」された国民を生み出すのが学校の使命。

そうした人々が報道に携われば、当然自分で考える報道ではなく、大本営発表ジャーナリズムが誕生する。

ドイツでは、小学校で抗議から社会運動までの手順を学ぶそうです。デモは迷惑なもの、一部の特殊な人たちが騒いでいるものとされる日本とは大違いです。『正しい診断がなければ正しい治療は困難」なわけで、そのためにも、考える国民を育て、大本営発表ではない考える報道がなされることが日本社会を生まれ変わらせるために大切だと仰っているように感じました。

何はともあれ、本田医師は医療崩壊を起こさないためのご提言として、

1、 都立病院独法化・公立公的病院再編統合を凍結し、「公的」医療・保健・福祉を充実させる

2、23年度医学部定員削減を中止し、専門医制度の在り方を熟議して医師絶対数不足(特に感染症・集中治療専門医不足)を解決 する

3、Physician Assistantを導入し、医師の負担を減らす働き方を実現する

4、かかりつけ医制度を徹底させる

5、診療報酬点数増、高い薬価見直しによる医療機関経営安定化を図る

6、臨床教育充実、国試複数回&簡素化による医学教育見直し

を挙げていらっしゃいました。そして最後に私たちに問いました。

自分だけ幸せ

自分の家族だけ幸せ

自分の会社や地域だけ

自分の国だけ幸せ

それは可能?

・・・可能なわけないですよね。
教えて頂いた英語のフレーズ『Don’t EVER give up」絶対にあきらめない!と叫びながら、共に、医療・社会保障崩壊問題を始めとする日本の諸課題に立ち向かって参りましょーーーーッ(☝ ՞ਊ ՞)☝

 

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