皆さんこんばんは、新宿区議会議員・行政書士のよだかれんデス。
今夜はなんと、新宿ゴールデン街にてポスターを貼って頂けることとなり、張り切ってはせ参じて参りました(*゚∀゚*)
銀河系~Galaxy Bar~のアリシアママ、本当にありがとうございます‼
皆様、ゴールデン街花園5番街へレッツラゴォーーーーッ☆で宜しくお願いいたします(*゚∀゚*)
この調子で新宿中に私の分身を広めて行きたいので、ポスターどうぞという皆様、ご連絡お待ち申し上げております♡
「ヤングケアラ―の現状と必要な支援」
話変わって昨日1月24日、我らが新宿区牛込箪笥区民ホールにて行われた講演会「ヤングケアラ―の現状と必要な支援」に参加致しました。講師は日本女子大学名誉教授/一般社団法人日本ケアラ―連盟代表理事/埼玉県ケアラ―支援に関する有識者会議委員でいらっしゃる堀越栄子さん。
白百合のような佇まいの、知的で凛とした、目標としたくなるような素敵な方でした。
これをもとにそのまま議会質問が作れそうなほどの、大充実の資料を拝見しただけでも身が引き締まりました。ヤングケアラ―とはどのような子どもたちなのか、彼らの支援のために何が求められるのかについてお話くださいました。
ご存じのように、ヤングケアラ―とは、「家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を負わされている18歳未満の子ども」のことです。
若者にも中高年にもケアラ―はいて、それぞれ課題を抱えているわけですが、ヤングケアラ―の場合にはまだ未成熟な子どもで、自分が過酷な環境におかれていることを自覚出来ていなかったり、相談先など考えも及ばないことが特徴であり、周囲の大人が発見し支援に繋げて行かなければなりません。
見ようとしないと見えない存在、見ようとしても見えにくい存在。それがヤングケアラ―なのだそうです。
支援がなされなければ、彼らが健やかな成長を遂げられず将来に不安を抱えた子供や若者が増え、社会が崩壊してしまいます。彼らが可哀そうだからというだけではなく、社会を崩壊させないためにも支援が求められるのです。
国が行った実態調査で、中学生のおよそ17人に1人・・クラスに1人か2人、ヤングケアラーが存在しています。悠長に取り組むべき課題ではありません。
新宿区議会でも昨年の6月議会で同時に3名もの議員が議会質問で取り上げており、支援を求める声は大きくなっています。特に、ご自身もヤングケアラ―だったという沢田あゆみ議員の質問は胸に迫りました。
そして印象的だったのが、ヤングケアラ―という言葉が認知されてきたからこそ、「私って、ヤングケアラ―だったんだ」と気づいたというエピソードです。
まさに今、当事者である子どもたちも同じだと思いますので、子どもたちへのヤングケラーという言葉を周知することはとても大切です。助けてって言っていいんだよと知らせることが大切です。
講演の中でも、「大好きだった祖母の介護をして、友達も学業も仕事も時間も失った。誰か助けてと叫びたかった」という当事者の声が紹介されました。
子どもたちに、叫んでいいんだと知らせる必要があります。叫んだ後に、本人も、大好きなおばあちゃんも安心して幸せに暮らせる制度を整えなければいけません。国も都も動き始めていますし、新宿区ももちろん動き始めています。
だからこそこのような講演会が開催されたわけですので、私もしっかり学んで積極的に議会においても取り上げて行けたらと思います。
ケアに時間を取られるために髪の毛はショートにする子の話、「お手伝いして偉いね」という言葉は決して誉め言葉ではなく(手伝いなんかではなく、主たる担い手とされているのだ)当事者を苦しめるという話、「おばあちゃん具合どぉ?」と聞かれたときに「あなたはどぉ?大丈夫?」と聞かれたかったという話・・・。
胸が苦しくなるような2時間でしたが、無駄にせずに活かして参ります。
(今日のちび太郎。寝転んでいるのはガリガリ・ボールという、猫が爪でガリガリできるベッドです♡)