• ホーム
  • お知らせ
  • 「家族がいなくて、精神的な治療が必要で、自立が難しい人はどこに行けばいいの?」

皆さんこんばんは、新宿議会議員のよだかれんです。

コロナ禍で、生活保護などの支援が必要な方に関わらせて貰うことが増えています。ニュースなどで話題のなっている新型コロナ緊急アクションチームと、「コロナ災害対策自治体議員の会」一員として連携を取らせて頂いております。

そんな中で感じるのは、何かしらの精神的な治療が必要な方も相当多いのではということです。実際、過去には通院していたが諸事情により治療から遠ざかってしまったという方がいらっしゃいます。

生活保護が受けられるようになったらそれでオッケーとはいかないわけで、支援ベテランの方は長期にわたる支援を、「伴走する」という表現をなさいます。

仕事を探して生活を立て直し、生活保護を卒業される方も沢山いらっしゃると思うのですが、自分で仕事やアパートを探し、金銭管理や健康管理をすることが明らかに難しいのではという方もいらっしゃいます。

では、そうした方が治療を受けながら安心してずっといられる施設があるかというと、少なくとも、区の窓口で紹介して貰うことは難しい。担当者は丁寧に対応してくれるのですが、担当者が紹介したくても、そもそもそういう公の施設自体が存在していない。


(今日は気分転換に、毛先にパーマを。自分を綺麗にしてあげると、ファイトが湧いてきます٩(ˊᗜˋ*)و)

ですので、短期滞在させて貰える施設に身を置き、その間に住所を置かせてもらえる民間の支援施設を探し、住所を移して治療を継続し、いずれ障害者手帳を取得して何らかの生活支援を探ってゆく・・・。

ご家族もなく、ご自身ではそのような手続きは難しいため、伴走してくれる支援者が必要です。現在はその役割の多くを、民間有志が担って下さっています。

ですが本来、これらは国が行うべきものではないのでしょうか。
確かに、何もかも国が区が行政が出来ることではないかも知れませんが、であれば、せめて伴走してくれる民間有志にしっかりと補助金を出すとか、それくらいのことは現段階でもしなければいけないと思います。

安心して年を取れるとか、ケガや病気で働けなくなっても安心だとか、家族がいなくて精神的な治療が必要な状態になっても安心だとか、私はそんな国で暮らしたいです。日本をそんな国にしたいです。

せっかく区議にして頂いているので、そうした国作りのために区議として出来ること、模索してゆきたいと思います。