よだかれん ちいさき声をすくいあげる会

ブログ&活動報告

「海辺の彼女たちと、在留カード読み取りアプリの悪質さ。」

2021年06月22日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。

本日はご近所にあるポレポレ東中野にて上映中の「海辺の彼女たち」を鑑賞いたしました。
前からずっと見たくて、やっとやっと、見に行くことが出来たのです!

日本はご存じの通り人権発展途上国であり、改善すべき点が多々あるわけですが、外国人に対する差別的な取り扱いはその代表的なものです。

入管収容施設では、これまで複数の人々が命を奪われています。つい最近では、スリランカ人のウィシュマさんが非人道的な扱いの末に命を奪われましたね。

技能実習生制度など、海外からは合法的な奴隷制度であるとして厳しく批判されています。

今作は技能実習制度で来日したベトナム人にスポットを当てた作品ではありますが、制度について断罪するのではなく、ドキュメンタリー作品のように淡々と3人の日々を描いています。

衝撃を受けるというよりは、後になって胸をざわつかせるような、そんな作品でした。
女性を妊娠させて連絡を絶つ男の存在に、性教育の必要性を再認識させられたりもしました。

是非、多くの人々に足を運んで頂きたいと思います。ポレポレ東中野では今日で53日上映が続いているほど好評で、7月までの延長も決まっているそうです。

ラッキーなことに、本日は監督・脚本・編集の藤元明緒さんによるご挨拶があり、サインまで頂いてしまいました(/ω\)

温かいお人柄がにじみ出ているお方でした。

監督の温かさと対極的なのが、日本政府の冷たさです。
ニュースでもそれほど大きく扱われていないのが不思議なのですが、皆さんはどう思われますか?

出入国在留管理庁が、在留カードが偽造・改ざんされたものでないかどうかを確認できるアプリをHPで誰でもダウンロードできるようにしていることです。

噓でしょ?!とお思いの方には是非こちらをご覧頂きたいと思います→在留カード等読取アプリケーション サポートページ

ご親切にも、偽変造が疑われる在留カード等を発見した場合には,お近くの出入国在留管理官署にお問い合わせください。」と赤字で示し、文字を押すと各地の管理局一覧のページに飛べるようにしてあります。

怒りの炎がメラメラと燃え盛ります。
国民に差別感情を持たせようとしているように、私には思えます。

外国人は日本国民誰もが管理してよい対象だ、取り締まりの対象だ!!

そんな意識を植え付けようとしているように思えます。

少し話は変わりますが、裁判員制度にも、私は同じことを感じています。

犯罪を犯すような人間は、法律を学んだ人間であろうがなかろうが、周囲から敬意を抱かれる人であろうがなかろうが、周囲にあいつに偉そうに裁かれるなんてまっぴらごめんだと思われる人であろうがなかろうが、犯罪を犯していない人間に裁かれて当然だ

・・・裁判員になった人へのアンケートで、「とても良い経験だった」という答えがあるのを知って、私は背筋が凍るような感覚を覚えました。

人を裁くための教育を受けて来たわけでもない人に、良い経験をさせるために裁かれるなんて恐ろしいです。

話は戻って。
人を裁く教育など受けていない何の資格もない人間が、日本人だという理由だけで、外国人の在留カードを本物かどうか確認する権利など与えられてよいのでしょうか?

恐ろしいことが起こっていると思いませんか?

「海辺の彼女たち」と在留カード読み取りアプリ。
なんとも言えない、絶妙のタイミングでの公開です。是非、お運びください。

 

 

 

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