12月24日、聖なる夜に話題の映画「ヤジと民主主義」を鑑賞してきました(@ポレポレ東中野)
2019年7月15日に起こった安倍元首相街頭演説中のヤジ排除問題を北海道放送報道部の取材班が4年間に渡り追い続けた作品です。
権力者をヤジっただけで、「周りの人に迷惑だから」と警察権力に法的根拠もなく排除される・・まるで戦前のようなことが平然とまかり通っているのが今の日本です。
批判よりも、「ヤジなんて周りの人に迷惑じゃない?」と多くの国民も排除を受け入れてはいないでしょうか。
そうか、今はまさに戦前なのだと気づかされます。
(映画鑑賞前にはレギュラーのライブ配信☆アーカイブコチラ→よだかれんライブ!2023.12.24)
映画の冒頭に、ドイツのルター派牧師であり反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩が紹介されます。
【ナチスが共産主義者を連れて行った時,私は黙っていた。
共産主義者ではなかったからだ。
社会民主主義者が締め出された時,私は黙っていた。
社会民主主義者ではなかったからだ。
労働組合員が連れて行かれた時,私は黙っていた。
労働組合員ではなかったからだ。
そして,彼らが私を追ってきた時,私のために声をあげる者は
もう誰一人残っていなかった。】
自分に直接関係ないと思われることにでも、権力者の横暴に踏みつけられるものがいれば、ともに声を上げようではないか!
(朝一でドンキーに買いに行ってまでこだわった、クリスマス感(笑))
一人でも多くの国民に、この映画が届きますように。
メリー・クリスマス