開催日:2023年9月11日(月)
開催場所:参議院議員会館101会議室(要申し込み)
開催時間:17時~18時30分
タイトル:「ゼロから分かる!都立高校英語スピーキングテストの大問題‼︎」
講師:大内裕和 武蔵大学人文学部教授
主催:依田花蓮
料金:無料
内容
現在、公民連携の名のもとに公教育の場を民間企業の儲けの場にする動きが加速しています。皆さんも数年前、大学入学共通テストに英語民間試験の利用を計画したものの、受験機会の公平性などに対する批判によって導入断念を余儀なくされた出来事を覚えていらっしゃると思います。
その後、国でダメなら先ずは都道府県からということでしょうか、東京都で2022年度から都立高校入試における英語スピーキングテストが導入されることになりました。
初年度はベネッセが受託したものの、個人情報管理への不安・公の義務の放棄・受験生の公平性の問題など数々の批判が続出し、たったの2年間で撤退することが公表されました。
しかし、不受験者の扱いを代表とする数々の問題点があり、子どもたちのために一旦廃止を求める声が沸き起こる中でもかたくなにスピーキングテスト続行の姿勢を崩さない東京都です。
先述のように公教育の場を民間企業の儲けの場にする動きは加速しており、この問題はいずれ全国に広がるもので、けっして東京都だけの問題ではありません。
一生を左右されることになるかもしれない高校受験に真摯に取り組む受験生を、実験対象のように取り扱うことは許されません。トライアンドエラーで改善して行けば良いという方もいらっしゃるようですが、受験生にとっては一生に一度の高校受験ですから、あまりにも乱暴なご意見だと思います。
とはいえ、残念ながらまだあまり知られていないこの問題。
東京都内の各自治体議員をはじめ、どなた様にも、スピーキングテストの何が問題なのかをゼロから知って頂き、廃止に向けてお力添えを頂きたく当勉強会を開催いたします。
閉館時間の関係で、17時スタートと少々中途半端な時間の開催で恐縮ですが、一人でも多くの方にご参加頂きたく存じます。
お席の関係で、恐れ入りますがお申し込み必須とさせてください→申し込みフォーム