新年あけましておめでとうございます‼
政治家は年賀状を出してはいけないこととなっているため、私から年賀状をお送りしておらず申し訳ございません。ご丁寧にお送りくださった皆様、どうぞご容赦くださいm(_ _)m
本年も精進いたします、よろしくお願いいたします。
さて、精進の一環で新年早々手に取ったのが、20202東京オリンピックの闇を描いた「ブラック・ボランティア」・原発マネーに毒された日本社会の洗脳状況を知らしめた「原発広告」等の著者で、大好きな作家・本間龍さんの「広告が憲法を殺す日」。
ページを読み進めるたびに、冷や汗が吹き出んばかりの戦慄が走りました((((;゚Д゚))))
皆様ご存じの通り、国民投票法改正案について、1月召集の通常国会で結論を得るとの報道がありました。しかし、私はこの改正案には全くもって賛同できません。
この改正案をもってしても最低投票率の定めは無く、有効投票の過半数というとても低いハードルで憲法改定が決められてしまいます。私は、最低投票率を少なくとも有権者の50%と定めるべきだと考えます。
更に、まさに「広告が憲法を殺す日」というタイトルに表れているように、この改正案をもってしてもキャンペーン資金や広告に関する規制がほぼありません。
自民・公明・維新等改憲派の資金量は圧倒的であり、憲法を大切にする勢力が立ち向かうには、本間さんの表現をお借りすれば、大挙して来襲するB29爆撃機に対し竹やりで戦うようなものです。お金で憲法改定を買えるような法律であってはならないと思います。
投票日前2週間はスポットCM禁止という現行の大甘な規制ではなく、ヨーロッパの国々のように有償CM自体を禁止すべきです。
本書では他にもたくさんの問題点を指摘されていて、改憲派・非改憲派関係なく、フェアな国民投票制度を整えるため、すべての国民に読んで頂きたい一冊です。
もちろん私は、今の憲法を大切にして国家を営むべきという立場です(*˘︶˘*).。.:*♡
嘘つきで攻撃的な人々が我が物顔でのさばる国ではなく、誠実で穏やかな人々が笑顔で暮らせる国にして参りましょう。
新年早々、そんな決意を新たに致しました。
※通販生活さんの意見広告が面白いですよ、是非ご覧ください→通販生活の意見広告「9条球場」