「オリンピック中止デモに参加して参りました。」

2021年07月17日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。

いまだにオリンピック中止を諦められない私は、無力感にさいなまれながらもいてもたってもいられず、昨夜、反五輪の会の皆さんが開催された抗議デモに参加させて頂いて参りました。

集合場所には参加者の何倍もの警察官・公安の皆さんが待ち構えていらっしゃり物々しい雰囲気にドッキドキです。取材陣もかなりの数が集まっていらっしゃいました。

以下のお写真の数々は、バッハ氏が宿泊しているホテルでも抗議・申入れ活動をされているNAJAT(武器取引反対ネットワーク)の杉原さんに許可を頂いて借用しています。

雰囲気が伝わってきますよね!

下の写真は、私が撮影したデモ途中の一コマ。

報道では100名とのことでしたが、体感としてはもっともっとたくさんの人々が参加して怒りの炎を燃やしていたように感じます。

東京都の感染者が本日は1410名となりました。
報道統制が始まり、本日は新たに大会関係者15名の感染者が確認されたにもかかわらず、選手村での感染者については国籍や競技種目は公表されません。

報道の自由度67位の日本ではそれらさえも正確なものか分からず、開催が近づくにつれて本当のことは更に報道されなくなってゆくのではないでしょうか。

メディアがスポンサーになっているわけですから、その傾向は強まるのが必然です。元首相がオリンピックに反対する私のような者を「反日」と呼び、テレビでは反対の声を「雑音」と評するタレントも出て来ました。

それでも、私は中止すべきと叫び続けます。

過剰な税金が注ぎ込まれ、閉会後も莫大な施設維持管理の赤字を生み出すというだけでも十分に反対だったのに、いまではそれに加えてコロナ感染を拡大させ、政権浮揚のために開催されるという反対理由も加わりました。

しつこく発信している子どもたちが熱中症の危険・コロナ感染の危険・移動時の危険にさらされる学校連携観戦も、オリンピックは中止となりましたがパラリンピックは決行される予定です。

ある広島市民の方が、インタビューでこんなことを言っていました。

「復興五輪と言っていたのに、なぜバッハさんは福島に行かないのでしょうか」

目からウロコが落ちました。
彼を筆頭とする開催したい人たちは、もともとそんなこと、考えていなかったのでしょうか。

オリパラは、中止すべきです。
それでは、また明日。