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「パラリンピック学校連携観戦について、区長申入れを行いました。」

2021年07月14日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。

本日は朝イチで区長・教育長に申入れを致しました。
パラリンピック学校連携観戦中止を求めるためです。

ニュース等で、オリンピックに関しては無事に東京都教育委員会の判断で学校連携観戦中止となったことはご存知かと思いますが、それで安心してはいけないのです!

なんと、パラリンピックに関しては学校連携観戦中止とはなっていないのです。
そこで、日本共産党新宿区議会議員団の皆さんがお声掛けくださったので、区長・教育長への申入れにご一緒させて頂きました。


(コチラは区長への申入れ。ご多忙につき担当課長がご対応下さいました!ありがとうございます☆)

ご参考までに、前回の申入れ文はこちらです。

ちいさき声をすくいあげる会

よだかれん

 

「学校連携観戦プログラム」についての要望書

 

変異株の相次ぐ出現などコロナ禍収束の兆しが見えない中、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下東京2020大会)が世論を押し切って実施されようとしています。

区内の幼稚園・保育園・小・中学校の子どもたちが競技観戦に招待される「学校連携観戦プログラム」についても予定通り実施するとお聞きしていますが、主役である子どもたち、保護者、現場教師からは疑問の声が上がっています。

熱中症の危険に加え、新型コロナウィルス感染の危険性があり、更には集団で公共交通機関を利用する際の事故の危険性も考えられます。

つきましては、子どもたちの命・健康を守るため、以下のことを要望いたします。

 

1.子どもたちの声に耳を傾けて下さい。さまざまな学校行事が中止や延期となっています。東京2020大会に一斉動員するのではなく、その労力を学校行事の実現と児童生徒の学びや成長のために注いでください。

2.保護者の声に耳を傾けて下さい。観戦会場や移動時に子どもたちに何かあった際、現在の逼迫した医療体制で適切な対応がなされるのでしょうか。感染、ケガ、果ては命を失うような事故が発生した場合の、責任の所在を明確にして下さい。

3.現場教師や保育士の声に耳を傾けて下さい。子どもたちの安全と命を守るための周到な準備のために多大な時間と労力を奪われ、当日は心身ともに背負いきれないほどの負担を負います。労働環境への配慮を求めます。

4.皆勤賞を目指しているというお子さんの保護者から、参加しなくても欠席扱いにしないで欲しいというお声を頂いています。欠席にしないこと、内申書に影響を与えないことを求めます。

5.リスクだらけの一斉動員ではなく、希望する児童生徒が希望する競技を家族そろって観戦できる形で招待するよう、都に対して要望して下さい。

6.以上のことが解消されない場合、プログラムの中止を求めます。

 

以上


(コチラは教育委員会への申入れ風景。要望を読み上げます。教育次長がご対応下さいました、ありがとうございます!)

そして今回の要望文はコチラです。
私は今でも諦めずにオリンピック中止を求める立場ではありますが、区に対する申入れなので、あくまでも学校連携観戦に絞っての要望としました。

1億歩譲って、開催されてしまった場合には、一斉動員ではなく、希望する生徒が・希望する競技を・保護者等と観戦に行ける形で招待するならばよしとする内容としました。
それが認められないのであれば、子どもたちの命・健康を守るため、申込みをキャンセルするよう求めました。

ちいさき声をすくいあげる会

よだかれん

 

パラリンピック競技大会における「学校連携観戦」についての要望書

 

東京都教育委員会は、令和3年7月9日、「東京2020オリンピック競技大会における学校連携観戦の取扱いについて」という文書を各自治体の教育委員会に通知したと承知しております。

その通知において、オリンピック競技大会が無観客開催となったことを踏まえ、都教育委員会として、オリンピック競技大会期間の学校連携観戦を中止することとしています。変異株の相次ぐ出現などコロナ禍収束の兆しが見えず、東京都において四度目の緊急事態宣言が発出される中、きわめて適切な判断だと評価します。

しかし、同通知文書の中で、パラリンピック競技大会期間の学校連携観戦については中止とされておらず、「学校連携観戦に係る配券のご相談、ご要望等がある場合には、714日までに担当まで御連絡ください」と記載されております。

パラリンピック競技大会期間の学校連携観戦には、熱中症の危険、新型コロナウィルス感染の危険、加えて集団で公共交通機関を利用する際の事故の危険等も考えられます。

つきましては、子どもたちの命・健康を守るため、本日中に、以下のことを都の担当に連絡することを求めます。

 

1.多くの危険が懸念される一斉観戦ではなく、希望する児童生徒が・希望する競技を・保護者などと一緒に観戦できる形での招待を要望するということ。

2.1の要望が認められない場合、学校連携観戦の申込をキャンセルすること。

 

以上

 

残念ながら区としては、現段階ではパラリンピックに関しては学校連携観戦に予定通り参加する意向とのことです。
皆さんはいかがお考えになりますでしょうか。

本日、遂に都内陽性者は1000人を越えました。このままオリンピックを強行すれば、パラリンピックの頃に一体どのような感染状況になっていることでしょうか。

バブルは幻想であり、来日選手・関係者に陽性者が続出し、驚くべきことに大会関係者からコカインまで感染拡大されようとしています。

国・都は即刻オリパラ中止の判断をすべきです。
引き続き、諦めずに中止を求めて参ります。