皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。
本日10/15、3週間に渡る第3回定例会が幕を閉じました‼
今定例会中には決算特別委員会が開かれて令和2年度の決算審議が行われ、その結果、私は
令和2年度新宿区一般会計歳入歳出決算
令和2年度新宿区国民健康保険特別会計歳入歳出決算
令和2年度新宿区介護保険特別会計歳入歳出決算
令和2年度新宿区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
の認定についてと、
第71号議案 新宿区立清風園解体及び擁壁改修工事請負契約
について反対しました。
以下、本会議場における反対討論で述べた理由です。
反対討論
認定第1号から認定第4号について、反対の立場から一括して討論いたします。
私は令和2年度予算案についても、反対しました。
世界中からスポンサー企業を集めて行われる一商業イベントであるオリンピック・パラリンピックに対し過分な予算が計上されていること、セーフティーネットである区立住宅に同性カップルを入居させないなど性的少数者に対し差別的な取り扱いをしていることなどが理由でした。
その令和2年度決算について執行実績を検証したところ、私の予算案への反対という判断は適切であったと再認識致しました。
執行実績からは、誰も経験したことのない新型コロナウィルス対応について、区民や区内事業者に対し様々な支援策を講じ14回に及ぶ補正予算を編成するなど評価すべき点も見受けられますが、
区の財政力と職員の能力からすれば、もっと直接的にもっと多くの区民に救いの手を差し伸べられたのではないでしょうか。
財政調整基金の取崩しは、結果として8億円です。
財政調整基金はいざというときのために使うものとのことですが、この令和2年度こそまさにその、いざというときだったのではないでしょうか。
(討論中の私。自分でいうのもなんですけれど・・・綺麗( ´艸`))
清風園の廃止については、そのプロセスに明らかに瑕疵があり、そのことを表すように、署名を伴う清風園存続のための陳情や住民監査請求などが続いています。
新宿区の歴史の中で、このようなことは前例がないとお聞きしています。
区の方向性とは異なる区民の声にも、耳を傾ける姿勢を求めます。
一方、法人住民税の一部国税化やふるさと納税等不合理な税制改正による減収については、区とともに憤りを感じています。
そもそも寄付というのは、見返りを求めるものではありません。
ふるさと納税という制度により「寄付というのは返礼品と引き換えに行うものである」という誤った認識を国民に定着させることは、子どもたちへの教育上も大変問題があり、区と共に、国に対し抜本的な改善を求めたいと思います。
新型コロナウィルス感染症の影響による今後の景気動向の不透明性も踏まえると、区民の皆様に、返礼品などなくても我が街 新宿区に全額納税しようと思って頂ける新宿区であることが求められます。
そのためにも、職員の能力を大いに発揮し、ちいさき声にも耳を傾け、区民の命・暮らし・人権を守る新宿区を生み出して頂きたいとの思いを込めて、認定第1号から第4号について反対いたします。
皆様のご賛同を頂けたら幸いです。
以上を持ちまして、私の反対討論といたします。
・・・賛成討論・反対討論というのは、自分とは反対の議案態度を有する議員の皆さんに、そうかそうかと賛同し翻意して頂くために行いますので、上記のような締めとなります。
今定例会での質疑を踏まえ、これから来年度に向けての予算要望を行います。
要望書作成仕上げのため、週末は缶詰状態になりそうです。
皆様におかれましては、ハッピーな週末をお過ごしください(*゚▽゚)ノ