「正体、見たり。」
2025年01月22日

今日、凄い映画を見て来てしまいました・・・。
『正体』
新たな米大統領の誕生に、世界が分断と対立・デマや誹謗中傷に溢れかえるのではと不安を覚えるあなたに、怯えるあなたに、力強い希望を与えてくれるかもしれません。
私も主人公のように、この世界を信じたい。
日本の人々を信じたい。
分断と対立ではなく、調和と希望が溢れる世の中にしたい。
そしてやはり、 死刑制度は廃止すべきだと強く感じました。
大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件、大川原化工機でっち上げ事件、そして釈放まで48年もの間拘置所に閉じ込められ、無罪判決まで58年間も要した袴田さん冤罪事件をはじめ、事件のでっち上げ、証拠捏造、冤罪は枚挙にいとまがありません。
しかもこれらは氷山のほんの一角に過ぎないのかも知れないのです。
警察でも検察でも裁判官でも、人は必ず過ちを犯します。だからこそ、取り返しのつかない死刑制度は廃止すべきだと思うのです。
のみならず、国家が殺人を犯すことを認めてはならないし、
実行者としてその苦役を負担させられている公務員がいることも忘れてはいけないと思うのです。
封切りから2カ月近くが経過していますが、地域によってはまだ間に合います!(上映スケジュール)
評判が評判を呼んでいる証ですね。私は本日立川の シネマシティ で鑑賞しましたが、若い女性を中心に席が埋まり、終盤はすすり泣きの声があちらこちらから上がっていました。
監督は 藤井道人 さん。あの「新聞記者」の監督、納得です。 染井為人 さんの原作も手に取ってみたいと思います。
主題歌 ヨルシカ さんの 『太陽 』も、主人公 横浜流星 さんの演技も、 山田孝之 さんの背中の演技も素晴らしかったですが、個人的には 吉岡里帆 さんがとってもとってもよかったです。
映画「正体」、さらにたくさんの方にご覧いただけますように。