「遅ればせながら、‟れいわ一揆”を観てきましたヽ(*´з`*)ノ。」
2020年10月11日
皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス☆
本日、日曜の朝10時から(°д°)!原一男監督作品「れいわ一揆」を鑑賞して参りました。
吉祥寺のアップリンク。ここを訪れると、なんだか自分が物凄く意識高い系のような感じがして背筋をシャンとさせられます。
「わたしは金正男を殺してない」「82年生まれ、キム・ジヨン」、尊敬する先輩のオススメ「はちどり」・・・あぁもぉ今度一日中ぶっ通しで見なければならない作品目白押しーーーッ!!
・・いけない。浮気心を抑えつつ、4時間半の長丁場に備えて心を静めて座席へGo!!
私の選挙の際に、推薦人に名を連ねて頂いた東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩さんが、これまた私の選挙の際にお力添え頂いた山本太郎さん率いる「れいわ新選組」の候補者として2019年7月に行われた参院選に挑まれた様子を中心とするドキュメンタリー作品です。
安冨さんは、馬を連れて選挙をしました。
西新宿の街頭演説の応援に駆け付けた際、ユーゴン君が登場した際に私は、ユーゴン君がかわいそうだと感じてしまいました。でも安冨さんのお話を聞くうちに、その馬に与えたらかわいそうな環境に私たちは暮らしているということに気がつきました。
私たちは、かわいそうなんです。安冨さん曰く、私たちは豪華な地獄で暮らしているのです。
「東京駅前の広大な美しい景色の中で、お馬さんがのんびり草を食べていたらどうでしょう?
電車に飛び込む人が減るのではないでしょうか。」
安冨さんは問いかけます。
本来私たちは、生産性を求められず、馬や猫のように、食べてうんちして寝てるだけで褒められていい存在なのだと考えたことはありますか?私は目からウロコがポロポロ落ちました。
今や国が堂々と、教育に関する資料において「生産性向上」や「経済成長」という概念をぶち込んで来る時代です。安富さんのお言葉と真逆。まさに、豪華な地獄に私たちは生きているのです。
それでも、希望はあります。
安冨さんは女性装を始めたことで異界のパワーを身につけたそうです。絶望しない人々がそれぞれ身につけた異界のパワーを結集させれば、この豪華な地獄に割れ目を作り、素朴な天国に変えられるかも知れません。
繁栄の中に貧困があり、餓死させられたり殴り殺されている子どもがいるのに普通に授業が行われている社会から、子どもが皆おなか一杯で、子どもが誰一人親に殴り殺されずに毎日楽しく暮らせる社会に変えられるかも知れません。
私も女性として生きるようになって、異界のパワーを身にまとったような気がします。周りがそう評価してくれるようになったという方が正しい表現かも知れませんが。
せっかくなので、この与えられたパワーを信じて、子どもが皆おなか一杯で、子どもが誰一人親に殴り殺されずに毎日楽しく暮らせる社会を生み出す原動力の一つになりたいと思います。安富さんの信念に感動した、あの頃の初心に立ち返ることが出来、非常に意義深い日曜日になりました。
昨秋試写会にご招待頂いたときとは社会の状況も私の状況も変わっているので、全く別のカタチのインパクトを与えられたように思います。
れいわファンというよりむしろ、安冨さんのこともれいわ新選組のことも知らない皆さんにご覧頂くとインパクトが大きいと思います。是非こちらのページで東京&全国の上映予定をご確認ください。れいわ一揆
明日からまた新しい一週間が始まりますね。
共に張り切って参りましょう(*゚▽゚)ノ