「マクロン仏大統領来日で注目となるか!?共同親権法制化の問題点!~STOP共同親権!STOP面会交流強制!~」
2021年07月22日
皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。
連日オリンピック中止を諦めずに発信・活動続ける中、
中止を求める立場の私でさえも耳を疑う醜聞が立て続けに飛び込んで来ます。事実は小説より奇なりとはよく言ったものです。
これは、嘘と疑惑と欺瞞にまみれて招致に勤しんだ人々の有する体質のなせる業なのではないでしょうか。そうした人々と波長の合う人々が選ばれ、引き寄せられる。
明日も諦めず、現場に駆けつけて中止の声を上げたいと思います。
とはいえ、暑さ指数31を超える中で(原則スポーツなどしてはいけないとされるレベルです)行われたソフトボールに見られるように、本当に命の危険すらある日本・東京の気候ですから、無理はしませんのでご安心を(〃▽〃)
(怒ってばかりでは良くないので、己を優しくトリートすることがとても大切。せっせせっせとお水やりに勤しんでいるかれんのお花畑です(≧∇≦))
さて、閑話休題。
皆様はコチラのニュースをご存じでしょうか→仏マクロン氏、来日時に子供の「連れ去り」問題を討議へ
敢えて「連れ去り」と書いている点に悪意を感じます。毎度書いているように、「子どもの連れ去り」ではなく、「子連れ避難」です。
たくさんの「子連れ避難」当事者の皆さんの生の声を聞かせて頂いています。
配偶者のDV(身体的暴力よりも、精神的暴力、経済的暴力、性的暴力などの方が圧倒的に多いのだそうです。かつ、多くの加害者は、自分が加害者だという自覚がない場合がほとんどだとか。)に晒され、我慢に我慢を重ね、遂に意を決して子どもを連れて避難します。
そして居所を隠し、息をひそめ、加害者から見つからないよう生活する。
そしてある日、加害者が「ある日突然子どもを連れ去られた可哀そうなパパ・ママ」としてメディアに颯爽と登場するのを目にする。
「その人の話だけをうのみにしないでください。私はその人に酷い暴力を振るわれてきたのです。命からがら逃げて来たのです。」
そう伝えたくても、それは叶わない。
なぜなら、声を上げれば居所が知られてしまう。また恐怖に晒される。恐怖により支配されてしまう。
だから力のある方の、声が大きい方の一方的な報道ばかりが喧伝される。
息をひそめて暮らす人々のちいさき声を多くの方に知って頂きたいと発信して来ましたが、まだまだ影響力を持たない私では力及ばずで、「子どもの連れ去り」「離婚してもパパとママ」「面会交流が子どもの健全な成長には必要」という言葉や考えが世に出回っています。
そんな中、ある仏人の方が子どもを連れ去られたとして都内駅前でハンガーストライキをしているということがフランスメディアに取り上げられ、マクロン氏が来日時に離婚後の子の親権問題を討議するという流れになっているようです。
ここでよく言われるのが、「離婚後の親権について、共同親権でないのは日本だけ」「欧州委員会が日本に共同親権にするように勧告している」というフレーズです。
これは厳密にいうと誤りで、多くの国で用いられているのが「共同養育」「共同監護」という概念であり、日本では単独親権であるが協議によって共同養育・共同監護が取れるようになっている、つまり勧告されている共同養育可能な環境となっているのです。
離婚後も、信頼関係が破壊されていなければ共同で子どもを育てることは可能で、そうしている人々がたくさんいらっしゃいますよね。そしてそういう方々は「共同親権にしよう」と裁判を起こしたりしないわけです。
日本側がマクロン氏にそうした実状をしっかりと説明し、そしてこれを機会に多くの日本国民にもこうして離婚後の親権について議論が行われていることを知って頂く機会になったらいいなと期待します。
ここで皆さんには、まさにそのフランスの共同養育・共同監護・面会交流強制の生み出す恐怖・問題点をあぶりだした映画「ジュリアン」を紹介させて頂きます。
日本の酷暑が吹き飛ぶほどの恐怖映画です。
共同親権とか良さそうじゃない♡面会交流も子どものために必要でしょ?何が問題なの?という皆さんに是非ご覧頂きたいです。本当に怖いので、心の準備をしてからご覧くださいね。
ちなみに、そのハンガーストライキをしている方は、なぜか面会交流調停を申し立てていないそうです。
現状日本では、家裁においても面会交流は子どもにとっていいものだという幻想(子どもにとっていいものかどうかはそのご家庭によりますよね)により、面会交流がふさわしくないケースでも家庭裁判所によって強制され、そのことが多くの子どもや元配偶者を苦しめており問題となっています。
弁護士の方にお話を聞いてみても、よほど強い事情が無ければ面会交流できる(これはこれで問題なのですが)のだそうです。
つまり、お子さんに会うためにその方に必要なのは、ハンガーストライキではなく、面会交流調停申立てです。
そうしたこともマクロンさんには知って頂かなければなりません。
また、このようにハンガーストライキに訴えるというのも、元配偶者の方への暴力という考え方もあります。「離婚するくらいなら死んでやる」「子どもと会わせないなら死んでやる」こうして脅すのも立派な暴力なのだそうです。
そうした認識も、この機会に広まるといいなと思います。
この酷暑でハンガーストライキだなんて命の危険がありますから、しっかり水分と食事を摂り、体を休め、面会交流調停を申し立てて頂けたらと思います。
それではまた、明日。