「行政書士・社労士の皆さーッん!新宿区専門家活用支援事業が始まりますよーーーッ☆~オリパラ文化観光等特別委員会ご報告~」
2020年06月25日
コロナ救済策として様々な協力金・給付金・助成金が創設されたものの、
慣れない人にとっては申請が難しい場合もあるという声が大きくなっておりました。
そこで新宿区で、専門家活用支援事業が始まることとなりました!!
品川区・豊島区など先行自治体もありますがまだまだ少数派だと思いますので、新宿区の英断を評価したいと思います。
本日開催されたオリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会で詳しい説明がありました。
行政書士・社会保険労務士をはじめ、公認会計士・税理士・中小企業診断士・コンサルティング会社などの士業者・専門家に対して支払った経費を、区が補助します。
ただ、限度額1事業主10万円・1件当たり上限24000円ということで、これでは難易度が高いと話題の雇用調整助成金を扱う社会保険労務士の報酬に、あくまでも補助という位置づけとはいえ、見合わないのではと感じます。
そこで、1件当たり24000円という上限を外し、1事業主10万円という限度額のみの設定とするよう要望しました。現段階では検討して貰えない様子でしたが、利用者の声が大きくなると運用が改まる可能性もありますので、ご利用予定の皆様の意見をお聞きしたいところです。
また、補助対象期間が7月1日~12月31日となっており、これまたニーズに合っていないと感じ質問を重ねました。自粛期間が長引いたことで中小零細事業者は手元資金が不足しており、一刻も早く現金を得ようと各種申請はとっくに終えているという方が多いです。よって、7月1日より前に支払った経費も対象にすべきです。
そのように主張したのですが、残念ながら現段階では検討して頂けないようで・・・(-_-;)
しつこく食い下がりましたが、より効果があるのは区民・区内事業者の切実な訴えです。
7月1日より前の経費も認めるべきだ・認めて欲しいという方は是非区や私にご意見お届けください。HP等での周知はこれから始まりますので、その際にまた皆さんに関連ページをシェアいたします。
他にも「おもてなし店舗新事業」「小規模商店会新型コロナウィルス感染拡大防止支援事業」「中小企業展示会等出展支援事業の拡充」も創設されますので、そちらも詳細アップされ次第シェアいたしますね。多くの事業者の復興の一助となりますように。
(国民健康保険料等の減免手続きにいらっしゃる区民のため、臨時で待合スペースが設けられています。減免手続きについてはコチラ)
そしてショックだったのが、たくさんの文化芸術関連イベントの中止が報告されたこと。
新宿フィールドミュージアム、大新宿まつり、新宿クリエイターズフェスタ2020、新宿御苑森の薪能といった、新宿を象徴するようなイベントが軒並み中止となります。
感染拡大防止のためには仕方ないかも知れないのですが、例えば新宿御苑森の薪能なんて、無観客ライブ配信でも風情があるのではと思いますし、新しい発信方法を模索して欲しかったです。
クラスターの街というようなイメージを払しょくする起爆剤となりえたのではないでしょうか。
机上の空論かも知れませんが、文化芸術の街・新宿として劇場やライブハウス支援を行うという評価できる施策も生み出していますから、何かしら代替案が出せたのではないかと残念な気持ちで一杯です。
とにかく、気持ちを切り替えて、自身も一士業者でもありますし、専門家活用支援事業が沢山の区内事業者の復興に役立てられ、新宿が新たな活気に包まれるよう周知と運用改善に取り組みます。
士業者の皆さん、事業者の皆さん、皆さんの声をどしどしお届けください!