「世界自然遺産登録のそのうらで。」

2021年07月27日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。

本日の東京都の陽性者数は2848人。
国民の命・健康よりも一商業イベントを優先させる国の姿勢の産物です。五輪は即刻中止せよ!

世界自然遺産のそのうらで

さてさて、昨日国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は26日、多くの固有種が生息する「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の世界自然遺産への登録を決めたということが報道されました。

素晴らしいことのようにも思えますが、その裏で起こっていることを忘れてはいけません。

つい先日も投稿させて頂きましたが、奄美大島では飼い主のいない猫をノネコと称し、絶滅危惧種の「アマミノクロウサギ」を食べ絶滅させようとしているという説の元、「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」という名の駆除事業が実行されているのです。(詳しくは先日のブログを)

実際に殺処分されたノネコは現段階では確認されていないようですが、それはたくさんのボランティアさんが過分な負担を背負って下さっているからであって、国がやろうとしていることは本当に世界自然遺産登録にふさわしいことなのでしょうか。

(昨夕の新宿は美しい夕焼けでした)

沖縄県も同様です。
信じられないかも知れませんが、世界自然遺産に指定される地域のお話です。
以下週刊金曜日記事より拝借→ 

『沖縄の米軍北部訓練場の正式名称は「ジャングル戦闘訓練センター」である。亜熱帯気候の沖縄は高温多湿で、やんばるの森はまさにジャングル。1950年代から主に海兵隊が密林での対ゲリラ戦を想定した訓練をしてきた。2016年12月に約半分が日本に返還されたが、蝶を追って訓練場跡地に入った宮城さんの視野に映ったのは、軍事訓練の忘れ物、夥しい量の「米軍廃棄物」だった。

空薬莢、不発弾、使用済み煙幕手榴弾、使用済み発煙筒、パラシュート照明弾、弾薬箱、バッテリー類、衣類、土嚢、ゴムシート、ケミカルライト、毒性が高く現在使用が禁止されているPCB、農薬のDDT類、BHC類など汚染物質のドラム缶、野戦食袋、飲料水のビンや缶、放置された鉄杭・鉄板……他にも何に使用したのか分からない物など、膨大な量だ。

これらが地上に散乱していたり、埋もれていたり地中に埋められていたりしながら、高温多湿の環境の中でみな腐食、散乱、崩壊しており、環境破壊・汚染は想像を絶する。訓練場跡地は、まさに米軍の「ゴミ箱」だった。』

原状回復義務は日米地位協定のために日本政府にあり、通常10年はかかる作業をわずか8か月で終了。環境が回復させられているはずがありません。

そこで蝶研究家の宮城秋乃さんがせっせと廃棄物を収集し、この米軍の落とし物を米軍にお返ししたところ、帰って来たのはお礼の言葉ではなく、日本の警察の家宅捜索だったのです。(上記週刊金曜日リンクご覧ください)

脅し、見せしめ。
飲食店に、言う事をきけと取引金融機関や取引業者と通じて恫喝まがいの働き掛けを行ったり、国民にグルメサイトを通じて店舗の感染防止対策状況の密告をさせようとしたりする現政権の姿勢がここでも露になっています。

これで世界自然遺産?いいのでしょうか?

登録を機に、ノネコ殺処分計画を撤回し、蝶研究家さんへの嫌がらせではなく環境回復に尽力することを求めます。

また、地域は外れているのかも知れませんが、軟弱地盤が発見されてもはや実現不能ともいわれている辺野古新基地建設工事を撤回し、第二次世界大戦で犠牲になった方々のご遺骨が含まれる土砂を辺野古埋め立てに用いるという天をも恐れぬ愚計画も撤回せよ!と申し上げたい。

それでは、また明日。