「ゲノム編集食品 の基礎知識」に参加して。
2025年09月16日

2025.09.16(火)
本日は、オンラインにて、 OKシードプロジェクト さん主催、 印鑰智哉 さん講師「ゲノム編集食品 の基礎知識」に参加しました。
ゲノム編集食品とは何なのかなど詳しくは是非 OKシードさんHP をご覧いただきたいのですが、
簡単に言えば、遺伝子組み換え食品同様、遺伝子操作がなされている食品です。
安全なのか?というのが気になるところですが、安全性は確認されていません。
にもかかわらず、日本では届出のみで、審査も表示も義務ではありません。
つまり、私たちは知らず知らずのうちにゲノム編集食品を口にしてしまう可能性があるということです。
幸い、遺伝子組み換え食品はアメリカ大陸では普及したものの、ヨーロッパやアジアでは普及していないのだそうです。
しかし、ゲノム編集については日本政府が前のめりな姿勢を見せており、世界で唯一「ゲノム編集魚」をつくっていたり、世界で唯一スーパーで「ゲノム編集トマトが売られてしまっている(今は1種類のみ)。
これでいいのでしょうか?
背後にはきな臭い国の動きがあり、上記のゲノム編集魚の養殖を行っている会社には、37億円を超える公金が投入されています。
更には、政府は世界に誇る水田を手放すつもりか、乾田での米作りをこれから推進してゆくのだそう。
乾田では雑草の種類が増える→農薬がより必要になる→除草剤耐性のイネやゲノム編集のイネの開発が行われる危険性がある・・。
そこでまたグローバルな種子・除草剤・農薬企業が登場し、国民の命の源である農業を安全度外視の儲けの場にされる・・のではないか。
水田というのは素晴らしい発明で、乾田と違って化学肥料が不要で連作が可能、アジアの繁栄を支えたのは水田だと、守らなければいけないのだと瞳を輝かせて強調される印鑰(いんやく)さんのお言葉が胸に響きました。
スイスをはじめ、ゲノム編集を含む遺伝子組み換え食品を禁止している国や地域は存在します。本当に日本は審査や表示が不要のままでよいのでしょうか。
学びを深めて参ります。