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ブログ&活動報告

「続・ブラックボランティア~オリパラの闇。医師も無報酬でって、本気ですか?~。」

2020年09月26日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんデス。

こちらの昨日の新聞記事、朝から暗澹たる気持ちになりました。


(東京新聞2020.09.24 ウルトラブラックボランティアについて、web版でしっかりお読みください→ 五輪 医師ら原則無報酬 変えず 五輪組織委がコロナ前に計画 来夏、計5000人超必要

私のブログを読んで下さっている方はご存じのように、私は、世界中のスポンサーから大金を集めて行われる一商業イベントであるオリンピックに、過分な税金を使うのに反対の立場です。

やるのはかまわないのですが、過分な税金を使わずに自前で勝手にやるべきです。サッカーワールドカップ、ラグビーワールドカップに莫大な税金注がないですよね?だからやるのは自由で、大いに盛り上がってよかったですねと素直に感じられます。

同じ商業イベントなのに、オリンピックだけなぜ過分な税金が使われるのでしょう?
パラリンピックは大きな意義があると思うので税金が注がれるのは反対はしませんが・・・。

ただでさえそういう立場の私からすれば、お偉い人々が高給で・高級オフィスで心地よく働く中、「税金遣うなとかうるせぇな!経済効果何兆円だと思ってるんだバカ野郎!!」とか声高に叫ぶ中、なぜ何万人ものボランティアをタダで使おうとするのか全くもって理解できません。

報酬払ってあげなさいよ。しかも医師や看護師までボランティアって、どんだけーーーッ(´ε`;)!

実態は彼らが無料で働かされるのではなく、病院や団体が負担して派遣するのでしょうから、団体としては政治家へ恩を売り、診療報酬についてなど後々の各種ロビー活動に有利になるようにとのお考えもあるのかも知れません。

最近やたらと自民党が張り切って高額な不妊治療を保険対象にと騒ぎ立てているのも何やらうさん臭さを感じてしまいます。歓迎する皆さんも多いとは思うのですが、自民党政権が騒ぎ出しているとなんとなく裏があるのではと勘ぐってしまいます、すみません。

色々と考えれば考えるほどノイローゼになってしまいそうですが、是非皆様も本間龍さんの『ブラック・ボランティア』をお読みになって頂ければと思います。多くの方に知って・考えて頂きたい問題です。

3月に書いた、私の感想文的なブログはコチラです→「ブラックボランティアに、戦慄:(;゙゚’ω゚’):」

少し前に選手の入国緩和のことも報道されていましたが、

・入国後2週間隔離ってどこに?お金はだれが払うの?その間のトレーニングは?
・移動は公共交通機関は使わないって、専用車ですべての全選手・役員の移動を賄うなんて可能なの?
・選手役員だけでなく、何万何十万もの応援観光客も同じように2週間隔離とか公共交通機関を使わせないとか絶対無理ですよね?

等々、ちょっと考えただけでも突っ込みどころ満載です。

今の時点では来年の状況は分からないから対策立てようがないじゃないか!コロナ収束したらどうしてくれるんだ!というご意見に対しては、分からないからこそ、経済損失等総合考慮して、一刻も早くオリパラは中止と決断すべきだとお伝えしたいと思います。

もはや、何が何でも開催することだけが目的となり、アスリートファーストなんて考えは欠落し、平和の祭典などという建前も吹き飛ばされ、元首相のアンダーコントロールという大ボラで始まった『復興五輪』という大ボラは、『コロナに打ち勝った証』という看板に架け替えられました。

賄賂による招致という疑念も払拭されてはいません。

7000憶円のコンパクト五輪だったはずが、1兆5000億円~3兆円の経費が掛かることになるそうです。ここには、五輪後の継続して発生する施設運営管理費の赤字は入っていません。

本当にやばたんぴっぴデス(゚o゚;
コロナどこ吹く風で無理やり開催して、誰がどんな甘いお汁を吸うことになるのでしょう。

全くもって気が晴れません。外は秋雨です。

それでも、絶望せずに生きてゆくしかありません。
今夜はこれからLGBT関連の意見交換会です。張り切って、行って参りますーーーッ(*゚▽゚)ノ

 

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