「物から小動物、そして人間へとその暴力はエスカレートするかも知れない&飼い主のいない猫対策を担うボランティアさんの負担の大きさ、報告書ご参照ください。」
2021年01月14日
皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんです。
先日、とても悲しい投稿を目にしてしまいました。
御覧下さい・・・
捨てられていた釜飯が叩き割られた画像・・・ではありません。
新宿区による飼い主のいない猫対策事業を、ボランティアでお手伝いして下さっている方が置いている(勿論許可を得て)、猫たちの飲み水用の器が割られていたというのです。
私も活動の様子を視察させて頂いたことがあるのですが、勝手にご飯をあげるわけではなく、地権者の許可を得て決まった場所・時間に行い、トイレ場所も設置させて貰ってお手入れをし、周辺のお掃除までされています。
物が隠されるようになり、今度は壊されるようになり、次は猫自身が狙われることになり、そしてその次は人間がターゲットにされるかも知れません。
ボランティアさんが新宿区に報告すると、放っておいてよい問題ではないと認識してくれたのでしょうか、このようなポスターを貼りに来てくれたそうです!!
素晴らしい対応だと思いませんか?
可愛いし(*˘︶˘*).。.:*♡
それにしても薄ら寒い出来事です。
飼い主のいない猫対策は、外にいる猫を猫かわいがりするためではなく、近い将来飼い主のいない猫がいなくなるようにと行われています。活動の基本がTNRで、捕獲し・不妊虚勢手術をし・元の場所に戻します。
一部の猫好きの人々のためのものではなく、地域皆のための環境衛生活動とも言えます。
多くの方にご理解いただきたいし、このようなことをする方にも知って頂きたいです。
知って頂きたいといえば、ボランティアさんの負担です。詳しくは12月議会のご報告ブログをお読み頂きたいのですが(「12月議会一般質問ご報告3-3“ 飼い主のいない猫対策の今後の方向性について”。」)、毎日毎日お掃除やご飯をあげる等の労力は勿論、金銭的なご負担がかなりのものになるということをお聞きしていましたが、参考までにということで活動報告書を以前共有して下さったので、この機会に皆さんにもシェアさせて頂きますね。
想像以上のご負担金額に冷や汗が(゚o゚;
当ブログでは団体名や個人名など伏せさせて頂きましたが、もしも団体さんに寄付したいとかグッズを買いたいとか活動に参加したいとか希望する方もいらっしゃるかも知れないのでリンクを貼っておきますね→https://neko42825.thebase.in/
人も動物も幸せに暮らせる社会にすべく、これからアニマルウェルフェアの勉強もして参ります。
飼育環境の国際基準の策定などで、動物ではなく企業に有利な取り決めをするよう要望するために、大手鶏卵企業が違法なお金を渡していた疑いを持たれているのが、自民党・吉川貴盛衆議院議員ですね。吉川元農相に大手鶏卵生産会社元代表が現金500万円提供か
アニマルウェルフェア、これからますます注目されることとなりますね。
詳しい方は色々教えて頂けたらと思います。
それではまた明日。