皆さんこんばんは、新宿区議会議員・行政書士ののよだかれんデス。
本会議や委員会に傍聴にいらして下さいねと私はよくお声がけをするので、じゃぁいっちょ行ってみるか!という感じで「傍聴なんて初めて~♡」という方がお越しくださいます。
本当に嬉しいものなのですが、仲間の声のみならず、傍聴者が書いてくれたアンケートを議会事務局が議員に配布してくれるのもとても楽しみなのです。
「議員が寝ていてびっくりしたが、区職員が(傍聴者の真正面なのに)寝ていることにもっとびっくりした」
というのは割とよくあるご意見です。
そんな中でも自分の質問に対する感想などが入っているととても嬉しく誇らしいものなのですが、2月議会で取り上げた『男性用個室トイレにもサニタリーボックスを』という質問に対してとても嬉しいご意見・ご感想を頂きました。
(今日も彼のお股の上でごろニャン中のちび太郎。手は彼の手ですよ!私のはもっと細くて綺麗・・・?!)
お一人は70代の方で、前立腺の病による尿疾患のトイレの心配をして頂いていることを初めて知りました、ありがとうございましたと書いて下さっていました。もしかしたら当事者の方かも知れません。
もうお一人は10代の方(こんな若者が傍聴に来てくれていること自体に感動☆)で、性別に関係なく誰もが心地よく暮らせるようにという話や質問に共感するところがいくつもあったと。男性用にはサニタリーボックスは必要ないと思っていたが、LGBTなどへの配慮の意味も込めて男子・女子という固定観念に捉われずトイレにサニタリーボックスを置くべきだと感じたと書いて下さっていました。(2月議会の質問と答弁をまとめたブログはコチラです)
これぞ、議会で取り上げる意義です。
まだ多くの人が知らない・気づいていないことを取り上げることで、困っている人がいることが可視化されます。
そして知らなかった人が知ってくれて、考えてくれて、行動してくれるようになります。
アンケート用紙を何度も何度も読み返してしまいました。本当にありがとうございました。この質問のきっかけを下さった佐伯加寿美・さいたま市議会議員にも感謝申し上げます。
これからもちいさき声をすくい上げ、その思いを大きな声で議会に響かせて参ります。