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「バックラッシュとは何か に参加して~離婚後共同親権は宗教右派案件&バックラッシュの一環ですね~。」

2024年01月17日

バックラッシュという言葉、皆さんもお聞きになっていることと思います。

バックラッシュとは、歩みを進めたフェミニズムなどの運動を思想的・財政的に攻撃して強引に引きずり戻す動き、ということになろうかと思います。

本日は富山大学非常勤講師・斉藤正美さんの、なぜこのようなバックラッシュが起きるのか、私たちはどのように対抗して行けるのかを考えるzoom勉強会に参加させて頂きました。

LGBTという言葉が認知され、物言う女性が少しづつ増えてきたことで、今またこのバックラッシュが引き起こされている状況といえるのではないでしょうか。

昨年のLGBT理解増進法の成立過程でも異常ともいえるほどの反対運動が展開され、

「この法律が出来たら女性風呂に男性器が付いたトランスジェンダーが入れるようになる」

などのデマや誹謗中傷を、国会議員までもがまき散らしていましたね。

コラボなどの女性支援団体への執拗な攻撃もフェミニズムの台頭に対するバックラッシュと言えると思います。

これらは主に、宗教右派と宗教右派を支持母体とする政治家による連携プレーよって行われます。

宗教右派というのは、性や生殖、そして家族のあり方に執着と言えるほど強い関心をもって政治活動を行う宗教団体・・例のアノ統一教会、日本会議などですね。

例えば、安倍元首相と統一教会の関係は分かりやすい連係プレーの形ですね。

彼らにとっては、夫婦別姓も同性婚も性教育も決して許してはならないこと。


(人間って大変そうだな・・って、今日も可愛いちび太郎です♡)

ここまでは皆さんもご存知かと思いますが、この一環で行われるのが「離婚後共同親権」だと私は理解しています。

家庭こそ大事なんだ!パパとママなんだ!

男性の元から女性も子どもも逃してはならないのだ!

おじいちゃんとおばあちゃんも,孫に会えるように面会交流の申し立てが出来るようにするんだーーーッ‼

ってことです。

宗教右派の、子どもを沢山もってなんぼなんだという執着が、現在官製婚活を推進し、マッチングアプリ業界に税金が注入されている状況を生み出していると言われているそうで、

片山さつき議員らによる『自民党婚活・ブライダル議連』なるもまであるのだとか(゚o゚;

その一員として活動している柴山昌彦議員が、共同親権推進派の大筆頭であるという点も興味深いですね。

あら?そういえば、自民党の『全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟』のメンバーと被る部分がありますね。

片山さつきさんに、共同親権推進派筆頭・柴山昌彦さんの名も‼(゚o゚;

そういえば、統一教会とも関連指摘されていましたね、柴山昌彦議員って・・・。

やはり、共同親権って宗教右派案件で、バックラッシュの一環だという私の感覚は間違いないような気がいたします。

それにしてもなぜ彼らはこうも家族にこだわるのか・・

その先にあるのは、本来公が担うべき介護などのケア労働を家庭に、というか女性に押し付けるためなのでしょうか。

はたまた、その先には戦時に国に若者や子どもを差し出させるためなのでしょうか・・。

今の私にはまだ分かっていない問いです。自分なりに学んで参りますが、ご存知の方、ご教授頂けたらそれはそれで幸いです

 

こうしたバックラッシュ運動にいかにして対抗して行くのか。

今日の結論としても、圧力を受けている色んな立場の人々の連帯の力を強めること(スイミー大作戦です!)、市民と志ある議員とで連携して行くこと、そして地方から盛り上げてゆくことの重要性が挙げられました。

答えは一つではありませんし、これまた多くの皆さんからお知恵を拝借したいところです。

斉藤正美先生、本日は優しくて知的なお話しぶりに大ファンになりました!
まことにありがとうございました、ご著書たくさん購入してますます勉強させて頂きます٩(ˊᗜˋ*)و