
本日参加させて頂いたウェビナーが素晴らしすぎて、一刻も早く皆さんにシェアしたくて、深夜にもかかわらず投稿を。
一般社団法人 #アウェア 主催「夫婦 同姓・別姓をどちらも選べる社会へ 〜DV加害と改姓負担の経験から学ぶ〜」

相方は依田にしても良いと言ってくれているけれど、自分が嫌なことは相手にもさせたくなく、法律婚という選択を出来ずにいます。
これまでの選挙でもずっと選択的夫婦別姓を政策に掲げてきており、今夜のウェビナーもその感覚で参加したのですが、これまでの学習会と全く異なる、目からウロコの観点からの選択的夫婦別姓論が展開されました。
ジェンダー不平等がまかり通り、家庭内や社会のあらゆるところで男尊女卑精神が刷り込まれる日本社会は、DV加害者養成学校と評されています。
その要素の一つが夫婦同氏が強制されていることではないか。
ウェビナーでは、元DV加害男性が、相手を自分の姓にしたことで、
「恋人が自分のものになったという感覚があった」「社会からもお墨付きを得た」
「自分の言うことを聞くのが当たり前という感覚になった」
「自分はしなくてよいが、妻は自分の側の親や親族を大切にするのが当たり前と思うようになった」
「どちらの姓にするかという話し合いはするまでもなかった」
・・等々の経験談を聞かせてくれました。
強制的夫婦同氏制度がDV加害者製造装置の一つになっている・・・荒唐無稽な考えでしょうか?
私は物凄く腑に落ちました。
だって、DV加害者で、妻の側の氏を選択している方がどれだけいるでしょう?
選択的夫婦別姓に反対する人で、妻の氏を名乗っている方がどれほどいらっしゃるでしょう?
夫婦そろって選択的夫婦別姓に反対している方ってどれほどいらっしゃるのでしょう?
自分はDVなどしていないという男性も、結婚した時にどちらの氏を選択するかしっかり話し合った方って、どれくらいいらっしゃるでしょう?
男性の氏を名乗るのが当然と思っていませんでしたか?
世界で唯一、夫婦同氏が強制されている日本。
結婚したことのある日本人は、そのときどうやって氏を決めたのか、全員一度振り返ってみると良いのではないでしょうか。
私のようにまだ結婚したことのない人も、結婚するとしたら氏をどうしたいのか考えておくと良いのではないでしょうか。
私を応援して下さっているある既婚女性が、
「かれんちゃんと出会って、私は本当は氏を変えたくなかったんだって気がついた」
と打ち明けてくれたことがあります。
選択的夫婦別姓を導入することは、家庭や社会で無意識に刷り込まれた男尊女卑万歳精神を破壊させる、大きな一歩になるのではないでしょうか。
もしかして、反対する人々はそれが怖くて、理屈にならない屁理屈をこねくりまわして大騒ぎしているだけなのではないでしょうか。
競争力が落ちて停滞する日本復活の鍵は、選択的夫婦別姓導入だ!と朗らかに語る #サイボウズ #青野慶久 さんのお話も最高で、大充実のウェビナーでした。

アウェアの皆さん、開催誠にありがとうございました‼
認識も新たに、選択的夫婦別姓導入に向けて尽力いたします。