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「子どもの連れ去り」ではなく「子連れ避難」、「虚偽DV」ではなく「精神的DV ・経済的DV・ 性的DV・ 社会的DV」です。

2021年01月25日

皆さんこんばんは、新宿区議会議員のよだかれんです。

共同親権の問題点についての投稿が続きますが、うかうかしていると、区民が・国民が問題点に気がつかないうちに法制化されてしまって大変!!
ということになってしまいますのでしつこく取り上げて参ります。

今日ご提案したいのは、推進派の方がよく使われる「子どもの連れ去り」「虚偽DV」という言葉に負けないくらい、「子連れ避難」「精神的DV ・経済的DV・ 性的DV・ 社会的DV」という言葉を浸透させて行きましょう!ということです。

実態は、多くの場合、子どもの連れ去りではなく「子連れ避難」であり、虚偽DVではなく「精神的DV ・経済的DV・ 性的DV・ 社会的DV」ですよね。

DVや虐待は家庭内で行われるために証拠が存在しないことも多く、精神的DVの場合には証拠など存在しないことがほとんどだと思われます。
そうすると加害側は「虚偽」「でっちあげ」と主張するわけです。

それではと、証拠がないと認めてもらえないからと、詳細に記録を残していたところ、裁判官に「最初から陥れるつもりだったのか」と問われた方もいるそうで愕然とします。

子どもを置いていったら(そんなことが出来るわけはありませんが)、「子どもを置き去りにした」「育児放棄だ」といわれ、
子どもを連れてやっとの思いで支配から(DVの本質は、恐怖による支配なのだそうです)逃れたのに「子どもの連れ去り」といわれては、あまりにも気の毒です。

まだまだ世の多くの人々に「子連れ避難」「精神的DV ・経済的DV・ 性的DV・ 社会的DV」という言葉や認識は伝わっていません。この言葉や認識を広めて参りましょう。

世の多くの人々に、共同親権の問題点・危険性を知って頂く・考えて頂くことに繫がるのではないでしょうか。

 

それから、DV加害者側にお子さんを連れ去られてしまったという方からもメッセージを頂いております。
離婚するまで2年間お子さんに会わせて貰えなかったという、ご自身の経験を伝えて下さった方もいます。

その場合でも、求めるべきは共同親権法制化ではなく、面会交流申立であり、親権者変更を求めることだと思います。

なぜなら、共同親権が法制化されたとしても、主たる監護者を定めることとなり、その主たる監護者となることを求めて争いは続くからです。

何とか主たる監護者と認められたとしても、今度は重要事項(居所・進学・医療・宗教等)を決めるたびに相手の同意を得なければならなくなるために、恐怖による支配は永続的に続くこととなります。

いかがでしょうか。
ならば、単独親権制度の下で、面会交流申立や親権者の変更を粘り強く求めるほうがお子さんの利益に叶いませんか?

是非一度、DVプラスや、あなたのお話に耳を傾けてくれる弁護士さんにご相談下さい。

その方は、「離婚するまで子どもには会わせない」といわれ、(子どもと会うために)親権と監護権を手放されたそうです。お気持ちを思うと胸が苦しくなります。それでも、こんなメッセージを下さいました。

「共同親権は反対です。しかし、個々のケース、子供の意見、子供の未来にまで目を配って、単独親権者として妥当か判断出来る専門家が必要だと思います。」

本当にそうだと共感します。
こうして発信をすることで、このように沢山のご連絡を頂くことが出来ています。

全てのメッセージに返信出来ておりませんが、感謝申し上げます。
引き続き、宜しくお願い致します。