依田花蓮(よだかれん) OFFICIAL WEBSITE

ブログ&活動報告

「本日届いた、ちいさき声をご紹介~街路樹問題と、アカミミガメ~。」

2020年06月16日

HPをリニューアルしてから本当に沢山のお声を、問合せフォームから頂けるようになりました。
本日は2件、まさにちいさき声が届いたので、皆さんにもシェアさせて下さい。

早稲田通り街路樹について

一旦締め切って九州のホームレス支援団体へお送りした不用アベノマスクですが、(その模様をご報告したブログはコチラ
いまだに地味に、チョコチョコお届け頂けて心がホッコリするようなひと時を味わわせて頂いております。

本日も、夕方に事務所にやってきて明日の委員会準備をしていたところ、ご近所にお住まいだという方がいらっしゃり、アベノマスクを託して下さいました★
そしてその方が、ちょっとお伝えしたいことがあるのですとお話をして下さいました。

それは、事務所そばの早稲田通りの街路樹のお話でした。「街路樹のスペースに植えられたお花や木々が撤去されてしまうのでなんとか残してもらえないか。生きているのにあまりにも可哀相だ」というのです。

早速ご案内してもらうと、このような書面が通り沿いの木々に沢山掲げられていました。

区道ではなく都道であり、都の管轄でした。
都が管理している街路樹と同じくらい立派に大きく育っている木もあって、ここまで放っておいて今さら処分だなんて・・・。

う~んと唸りながら歩いていると知り合いの店舗があったのでお姉様にご挨拶。
「何してるの?」と聞いてくださったのでお話しすると、
なんとその方は今回の処分について都側と話し合いをしたという自治会の方だというではありませんか!!

なんたる奇跡!!

そこで分かったことは、実はこの通りの街路樹の根本や空いているスペースに、地元の有志の皆さんでお花などを植えたり管理して下さっていたのだそうです。
確かにこの辺りは紫陽花ロードと呼ばれたりして、美しい花々が私達通行人の目を楽しませてくれていました。

ところが、管理しない方に植えっぱなしにされた木が大きくなって電線に被っていたり、
道路にはみ出た植物で自転車レーンの障害になったりするようになって来てしまった。
そこで、都と自治会の皆さんで話し合いをして、都が植えたものではない木々や草花たちは一旦全て処分することに同意したのだそうです。

その代わり、これから見ごろを迎える紫陽花のことを配慮して、ポスターには6/15で処分としているが、
実際には7月半ばまでは現状維持することになっているのだそうです。

お聞きして、良かったです。
相談者さんも、木々や草花は可哀相だが自分が管理してあげられるわけではないし、手入れを10数年していらっしゃる皆さんが納得しているのなら・・・ということで・・・。

立派に育った木を見上げ、なんとも苦しいお顔をしている相談者さんを見つめるうちに、胸が熱くなりました。
都の言い分も分からなくはありません。地元で管理してきた皆さんも納得していらっしゃる。私がどうこう言える問題ではありません。

それでも、せめて都民としてこの思いは伝えようと電話をして、
処分するのではなく都が植えたものと同じように管理して貰えないかと意見を伝え、相談者さんにも電話を代わって思いを伝えて貰いました。
電話口の女性は、丁寧に耳を傾けてくれました。それだけでも、感謝いたします。

7/5に自治会の皆さんで街路樹周辺をお掃除をするとのことで、相談者さんが参加したいということだったので、私も今まで目を楽しませて頂いた御礼を兼ねて参加したいと思います。

兵庫県丹波篠山市のアカミミガメのこと

そして同じく本日届いたのは、新宿の出来事ではなく、遠く兵庫県丹波篠山市の問題。
区民の方から、「よそさまの自治体のことだしよだかれんに聞くのはお門違いなのは分かっているが、いてもたってもいられなくて・・・」という感じでメッセージを頂戴しました。

篠山城跡お堀で、外来種のアカミミガメが増えすぎて固有種が脅かされるからと駆除をすることについての、報道のあり方や市の姿勢についてです。
詳しくはコチラ

駆除自体は仕方ないかも知れないが、その模様を伝える記事内容が、繁殖しすぎたカメを悪者にし、本来責任のある日本に持ち込んだ業者や
池や川に放流した飼い主に責任があることに触れていない。ポストに亀を入れさせるという市の取り組みをポジティブにアピールしただけの記事の内容は、命を軽視しているのではないかと。

 

確かに記事には相談者さんの指摘するような視点は入っていませんでした。
そこで、記事を配信した新聞社にそうした意見を届けることをご提案しました。

私も以前ある記事について意見を送ったところ、直ぐにお詫びの返信が届き、更には記事の訂正をしてくれて感動したことがあります。
そのことを綴ったブログは右記2点→「私達、ゲイダンサーじゃないわよ。」「日刊スポーツ様が迅速に意見対応して下さいましたーッ(((o(*゚▽゚*)o)))♡」

声を届けるのは、決して無駄ではないのです。
それから、

①丹波篠山市に対して思いをすでに伝えている(お返事も来て、市の言い分は伝えてくれているそうです)ということなので、改めて「ふるさと納税をするのもやぶさかではないので、単に殺してしまうのではなく、引き取ってくれる水族館等を探して欲しい」と思いを伝える。
SNSで拡散し、同じように声を上げたいという方に訴える
③丹波篠山市議会議員で、SNSで発信をしている議員にメッセージを送ってみる。私に送ってくださったように。

という提案をしました。
稚拙さが露呈して呆れられてしまったかもしれませんが、自分なりに考えてお伝えしました。

 

これからも、こうして皆さんにお声を届けて頂けたらありがたいです。
すべてが血となり肉となり、よだかれんを成長させます。

宜しくお願いします。

 

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com